へずまりゅうの「弟子」が逮捕されるまで 好青年はなぜ「迷惑系YouTuber」と化したか

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炎上商法をちょっとしてみたかった

   過激化し始めたのは、今年11月に入ってからだ。人が変わったかのように、前述のような動画を連投した。

   11月16日の動画では、その意図を「有名になりたい、ユーチューブの再生数を伸ばしたいから」「炎上商法をちょっとしてみたかった」と説明。N国の大橋昌信副党首からは「約束破ってるよね」などと叱責されたとも明かした。

   川西氏は公認を得た後、大橋氏に「アルバイトをしながらN国の政治活動をして、松山市で知名度を上げて選挙に出ようと思ってます」と伝えていたという。

   思うように知名度が上がらず焦りがあったのか。川西氏は「N国に公認をもらっているからこそ、炎上できるんじゃないかとの思いがあった」とも語っていた。過激動画の影響力やノウハウは、マネージャーとして活動を共にしたへずまりゅうから十分学んだはずだ。

(左から)立花氏、川西氏、へずまりゅう
(左から)立花氏、川西氏、へずまりゅう

   26日には大橋氏がツイッターで「先程、川西こうじ君から連絡があり『YouTuberとして頑張る!』との連絡をもらいました。これにより松山市、高松市の公認は辞退となりました」と報告。それから1週間後、川西氏は動画が原因で逮捕された。

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