京本大我、FNS歌謡祭でファン魅了 ミュージカルで鍛えた歌唱で「じれったい」デュエット

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   アイドルグループSixTONES(ストーンズ)の京本大我さんは、2020年12月3日に26歳の誕生日を迎えた。25歳最後の1日になった12月2日は「2020FNS歌謡祭第1夜」(フジテレビ系列)に出演、SixTONESとしてのパフォーマンスに加え、歌舞伎俳優・尾上松也さんとのデュエットで「じれったい」(安全地帯)をカバーした。

    往年の楽曲を艶っぽく歌い上げた2人には視聴者から絶賛の感想が相次ぎ、ツイッターでも「京本大我」がトレンド入りしていたが、ポップスにとどまらず、舞台で培った表現力もファンが京本さんを推すポイントだ。

  • 昨年のFNSではエリザベート「闇が広がる」で魅せた
    昨年のFNSではエリザベート「闇が広がる」で魅せた
  • 昨年のFNSではエリザベート「闇が広がる」で魅せた

「第2夜」ミュージカル特集にも出てくれれば...

   SixTONESでもデビュー以来、歌唱の主要パートを担っている京本さんであるが、メジャーデビュー以前から舞台活動が豊富だ。2015年にミュージカル「エリザべート」のオーディションで、史上最年少でルドルフ役を射止めると16年、19年もルドルフを演じ、尾上さんとも「エリザベート」で共演した仲である。

   以降、「恋する♡ヴァンパイア」(2018年)、「HARUTO」(2019年)では主演も果たし舞台で培った京本さんの発声と立ち振る舞いに魅了されるファンは多い。20年にもブロードウェイミュージカル「ニュージーズ」の日本初演版でも主演予定だったが、こちらはコロナの影響で中止となってしまった。

   FNS歌謡祭といえば、毎年ミュージカル特集としてミュージカルナンバーが披露されるのも恒例だ。2019年冬の第1夜(19年12月4日)には京本さんと井上芳雄さんで「エリザベート」のナンバー「闇が広がる」を披露、トート役の井上さんとルドルフ役の京本さんによる舞台さながらのデュエットが放送され、鬼気迫る2人のパフォーマンスも当時好評を得た。

   今年のFNS歌謡祭ではミュージカル特集は第2夜(12月9日放送予定)だが、「エリザベート」からは花總まりさんと山崎育三郎さんが出演し、「私が踊る時」を歌唱する予定だ。

   もしここに京本さんが加われば、宝塚版と東宝版で何度もタイトルロールのエリザベートを演じてきた花總さんとの共演で、エリザベートとルドルフのデュエット曲「僕はママの鏡だから」も聴ける可能性があるわけだが、京本さんは3日時点で出演者として発表されていない。

   ポップスをアダルトに歌い上げる様も魅力的だが、「俳優・京本大我」の可能性を演劇ファンに示した「エリザベート」のナンバーを歌う様も、昨年に続いてテレビで多くの視聴者に見て欲しい、というのも京本さんファンの欲張りな願望なのかもしれない。

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