今でも「決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない」
ただ、「納采の儀」に至るまでにはハードルがあるとの見方も示唆した。秋篠宮さまは、今後のスケジュールについては「これから追って考えていくということになると思います」とした上で、18年の会見で言及した「多くの人が納得し喜んでくれる状況」については、
「実のところ、『多くの人』というものを具体的に表すことは、なかなか難しいと思います。長女の結婚について、反対する人もいますし、賛成する人もいますし、全く関心のない人もいるでしょう。どれをもって『多く』と、客観的に言うことができるかというと、なかなかそれは難しいわけですけれども...」
と前置きした上で、現時点でも世論の支持は得られていないとの見方を示した。
「あくまで、私の主観になりますけれども、感じとしては、決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。そのことは、娘もおそらく同じ気持ちを持っていると考えております」
記者会見は誕生日当日の20年11月30日報道を前提に11月20日に行われた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)