WEBコンテンツは「ネットで読むのが一番面白い」 人気小説・ニンジャスレイヤー翻訳チームの「直接マネタイズ論」

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クリエイターのウェブマネタイズ化は広まる?

   「note」での成功によって、自分たちで直接コントロールできるウェブでの収入の柱が立った。もともとは不安定な印税を埋めるために始めた事業、しかし出版社との関係は今後も変わらないだろうという見方を示す。

杉「いわゆる出版社との関係って話になると我々としては変わらない。なぜかというと、出版社のほうで本を出す、そこでメディアミックスするっていうラインと、『note』とかを使って直接読者の方に読んでもらってマネタイズするってライン、両方があるので。我々だけではできないことを出版社の方がしてくれるし、大規模なプロジェクトっていうのは出版社を通してメディアミックスしてもらったほうがスムーズです。ただやっぱり、我々がそれを言えるのは直接マネタイズするラインを持っているからです。今後はもっと直接マネタイズするラインが一般的になってくるんじゃないかなと思います」
杉「どっちかだけだと、それはそれでできることが制限される。しかし別に奪い合うものではなく、どちらかの利益を食っちゃうものではないので相乗効果させるもので両方持つべきだよなと思います」

   出版社を通した書籍化と、ウェブ連載には双方異なるメリット、適材適所な表現があるとして2つを上手に活用していきたいという見方を示した。

   そして最後に読者に向けてはこう述べた。

本兌「ツイッターで連載始めてから今年で10周年になるんですけれども、こう言ったシステムの形も、皆さんのおかげでしっかり整えられることができました。まだ10年、20年やっていけると思うので、今後ともよろしくお願いいたします」
杉「いつも応援してくれて、読んでくれてありがとうございます。我々もとにかく楽しむことを最優先でやってるので、皆さんも楽しんでいただければ嬉しいです。 また常にその瞬間、その時、その最新のが一番面白いように取り組んでますので、乗り遅れとかそういうのはないです。気になったら今から読んでもらえたらうれしいです(笑)」

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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