「コロナがなければ忘年会でNiziUハラスメントが...」 「強制余興」回避に安堵の声

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「U.S.A.」や「PPAP」...

   ちなみに、忘年会が無事開かれていた2019年までは、毎年のように、その年の「流行りもの」を余興として強制されることを良しとしない声がネット上に充満していたのだ。20年の2年前となる18年にはDA PUMPの楽曲である「U.S.A.」が大流行したため、ネット上には「入社1年目は出し物やらなきゃいけないらしいんだけどU.S.Aかよ...」といった怨嗟の声が続出。また、それよりさらに2年前となる16年にはピコ太郎さんの「PPAP」が空前の大ブームとなったため、「先輩に忘年会でピコ太郎の真似してよって言われて目が死んでる」と、やはり、流行りものの余興を強制されると嘆く声が相次いだのだ。

   翻って、コロナの流行によって忘年会が軒並み中止となった2020年は、「U.S.A.ハラスメント」や「ピコ太郎ハラスメント」といった「忘年会ハラスメント」は、ネット上の反応を見る限りではあるが、19年までに比べると大幅に抑制されているように思われる。この状況は果たして、前述のツイートの「自粛も悪くねぇな」の一言に象徴されるような「不幸中の幸い」なのか、はたまた、「忘年会ハラスメントの駆逐はコロナの流行によってしか為しえなかった」という、日本の職場の病理を表わしているのか、非常に気になるところではある。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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