スーパーでお馴染み「ポポーポポポポ」が音商標に? 出願意図をメーカーに聞いた

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   スーパーマーケットの店内などで流れる「ポポーポポポポ」のメロディーで知られるBGMが、「音商標」として特許庁に出願された。出願したのは、このBGMが流れる機器「呼び込み君」を製造している群馬電機(本社・群馬県みどり市)。

   出願情報サイトで公開された。出願理由について、同社の広報担当者は2020年11月25日、J-CASTニュースの取材に対し「無断使用に対する当社権利主張の一環」と説明した。

  • 「呼び込み君」のメーカーが音商標を出願(画像は群馬電機公式サイトより)
    「呼び込み君」のメーカーが音商標を出願(画像は群馬電機公式サイトより)
  • 出願された音商標(J-Plat Patより)
    出願された音商標(J-Plat Patより)
  • 「呼び込み君」のメーカーが音商標を出願(画像は群馬電機公式サイトより)
  • 出願された音商標(J-Plat Patより)

着メロアプリでも配信

「ポポーポポポポ、ポポーポポポポ、ポポポポポー...」

   スーパーの売り場を通ると聞こえてくる、ポップでアップテンポなメロディー。音の主は、スピーカーに可愛らしい顔と手がついた音声POP「呼び込み君」だ。機器は、このBGMをバックに店が録音した販売促進のアナウンスを流して、売り場に人を呼び込むことを目的としている。電子機器メーカーの群馬電機が製造し、同社のオンラインショップでは、LED装飾無し版が2万3980円、LED有り版が3万2780円(共に税込)で売られている。

   19年3月には、この「呼び込み君」のBGMの着信メロディーが、auスマートパスアプリ「着メロ取り放題for au」などで配信を開始した。現在放送中の、ブシロードのスマホ向けリズムゲームアプリ「D4DJ Groovy Mix」のテレビCMでも曲が起用されるなど、近年は「店の外」にも活躍の場を広げている。

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