俳優の森七菜さん主演の連続ドラマ「この恋あたためますか」(TBS系)の第6話が2020年11月24日、放送された。中村倫也さん演じる浅羽がした「罪な行動」が、賛否両論の大きな話題になっている。
浅羽に届いていた樹木の告白
このドラマは、夢に破れた21歳のコンビニ店員・井上樹木(森さん)が、ある日偶然、コンビニチェーンの社長・浅羽(中村さん)と出会い、コンビニオリジナルのスイーツ開発を手掛けることになる、というストーリー。
前回の第5話では、会社を売却しようとしたとして、浅羽は背信行為だとして退陣させられてしまった。車で去っていく浅羽に、樹木は「ねえ社長! 好きなの!」と叫ぶも、浅羽は聞こえていないようで無反応。樹木の決死の告白は、空振りに終わったかに思われていた。
そして今回の第6話。暇になった浅羽は樹木からコンビニバイトの誘いを受け、半ば無理やり樹木の元職場で働くことになった。さらに、慰安旅行で樹木と樹木のバイト仲間たちと、温泉旅行へ行くことに。
宿泊先の旅館では、樹木がお土産のスノードームを見て「かわいい」と興味を示す。その様子を見ていた浅羽は、樹木に内緒でそのスノードームを買って、2人きりになったタイミングでプレゼント。バイトを紹介してくれたお礼だと理由を明かしたが、樹木は大喜びする。すると浅羽はおもむろに、「君に伝えなきゃいけないことがある。あの日言ったよな俺に、好きだって」と口に。聞こえていないと思われた樹木の告白は、実は浅羽に届いていたのだった。
「私がラブストーリーにはまるなんて...」の声の一方で...
この王道的なラブロマンスシーンに視聴者からは「ちょっとちょっと心臓ヤバイんですけど!」「私がラブストーリーにはまるなんて、いつぶりだ? 恋あたヤバい」といった興奮の声があがっている。しかしその一方で、このシーンにはツッコミも続出することに。
というのも、浅羽はコンビニ本社で働く里保(石橋静河さん)と付き合っているくせに、樹木が自分のことを好きだとわかったうえで、一緒に温泉旅行へ出かけ、プレゼントまでしていたことになるのだ。冷静な視聴者からは「またなんもないけど浮気みたいだな... 里保さんかわいそ」「社長に里保が居なかったらキュンキュンするんだろうけど、私浮気許さないマンなんでまじで無理ですはい」「好きなの知っててスノードームあげるんじゃないわよ。樹木ちゃん勘違いするじゃない!」「好きって知っておいてこんなに女心弄(編注:もてあそぶ)ぶの罪すぎるでしょ!」といったお叱りの声があがっている。