巨人の日本シリーズはこのまま終わってしまうのか 元コーチが分析「リーグ優勝の形で挑んでも太刀打ちできない」

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   プロ野球の日本シリーズ第3戦が2020年11月24日、ペイペイドームで行われ、ソフトバンクが巨人を4-0で下し日本一に王手をかけた。ソフトバンク投手陣が巨人打線を9回2死までノーヒットに抑え、完封リレーで巨人に圧勝。巨人はシリーズ3連敗を喫し崖っぷちに立たされた。シリーズ4戦目の11月25日は、ソフトバンクが和田毅投手(39)、巨人は畠世周投手(26)が先発のマウンドに上がる。

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「ほとんど真っすぐを前に飛ばせていないのが現状です」

   圧巻の投手リレーだった。ソフトバンク先発マット・ムーア投手(31)が7回まで無安打無失点の好投を見せ、8回にはセットアッパー、リバン・モイネロ投手(24)が走者を許しながらも3つの三振を奪い9回につないだ。ノーヒットノーランを託された守護神・森唯斗投手(28)は2死から丸佳浩外野手(31)にセンター前に運ばれ、快挙達成こそならなかったが鉄壁の投手リレーで巨人打線を封じ込めた。

   ソフトバンク投手陣に対してわずか1安打に終わった巨人打線。攻略のきっかけさえつかめなかった。J-CASTニュース編集部は巨人で戦略コーチを務めた橋上秀樹氏(55)にこの日の巨人打線に関して分析してもらった。

「この3戦を見ていると、巨人の打者は真っすぐを待っていても、その真っすぐを前に飛ばせていない。真っすぐに対する比重をいつも以上に高めていくと、変化球に対するマークが落ちてくる。結果的に打ち取られる球は変化球が多かったが、150キロを超す真っすぐの対応がほとんど出来ていなかった。本来ならば真っすぐを待っていれば弾き返せるということで狙い球を絞っていくわけですが、ほとんど真っすぐを前に飛ばせていないのが現状です」(橋上氏)
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