今は井上尚弥を中心に回っているが... バンタム級戦線で「危険な相手」は誰だ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「井上選手にとってはやっかいな相手となる」

   今後のバンタム級戦線はどのような展開をみせるのか。金平会長は現状を踏まえて「井上選手に関してはIBFの指名試合が基本路線になると思います」と指摘した上で次のように言及した。

「現在のバンタム級は井上選手を中心に回っているといっても過言ではないでしょう。ですから井上選手は高みの見物でいいと思います。WBC、WBO王座はそれぞれタイトル戦の可能性がありますし、井上選手は今や選ぶ立場にいる。まずはIBFの指名試合をクリアし、それからでも王座を統一するチャンスがなくなることはないでしょう」

   また、金平会長が今後のバンタム級戦線において井上にとって「危険な相手」とみているのがWBAレギュラー王者リゴンドーだ。金平会長はかつてリゴンドーが日本のリングに上がった際にプロモーターを務めた経験もあり、以前からリゴンドーの実力を高く評価している。

「現在のバンタム級のなかで井上選手にとって危険な相手となるのがリゴンドーです。カシメロとのタイトル戦が決まれば本気で勝ちにくるでしょう。WBO王座を獲得すれば井上選手との対戦の可能性が高くなります。リゴンドーはパンチもありますし、スタイル的にやりづらいボクサーです。バンタム級にはタレントが揃っていますが、そのなかでもリゴンドーに対する私の評価は高い。井上選手にとってはやっかいな相手となるでしょう」(金平会長)
1 2
姉妹サイト