あのアミューズ、エイベックスも... 改めて浮き彫りになる「コロナ禍」エンタメビジネスへの大打撃

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ライブイベントの機会損失「50万人」のアミューズ

   一方のアミューズも、11月13日に21年3月期第2四半期決算を開示した。営業収入は前年同期から35%減となる192億7900万円で、最終利益も47.9%減となる12億500万円だった。赤字ではなかったものの、エイベックス同様、コロナ禍での「苦境」が浮き彫りになった形だ。

   19日に発表された決算説明会資料によれば、同期に予定されていた福山雅治さん、ロックバンド「SEKAI NO OWARI」といった人気アーティストのライブ公演が延期・中止になったことで、動員数にして約50万人の機会損失が発生。イベント関連事業の営業収入は、64.3%減(141億6800万円減)となる78億7000万円だった。

   ただ、作品の売上収入が対象となる音楽・映像事業では、20年末に紅白初出場を果たすユニット「BABYMETAL」のライブBDや、佐藤健さんが出演したドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)のBDの売上好調もあり、営業収入は85.5%増となる91億300万円、セグメント利益は53.6%増となる18億2700万円を記録した。

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