松本人志が「渡部建」をスルーしなかった理由 サプライズ超える笑いの仕掛け?まさかのカットも?

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   2020年11月22日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演したダウンタウンの松本人志さん(57)が、年末恒例のあの番組に言及した。

   この日、番組冒頭部分では出演者のうちの1人の前園真聖さん(47)が収録に遅刻してしまい、本人が不在の状況に。そんな中、前園さんイジリがひと段落すると、司会を務める東野幸治さん(53)は松本さんに対し、「ガキ使の使いやあらへんで」の「笑ってはいけないシリーズ」についての週刊誌の報道について、「言いたいことがあるんですよね」と話を振ったのだった。

  • 松本人志さん(2016年撮影)
    松本人志さん(2016年撮影)
  • 松本人志さん(2016年撮影)

「ドッキリをずっと仕掛けられるわけですから、知りたくないわけです」

   「言いたいことというか......(笑)」と吹き出しつつ同番組についてトークを始めた松本さんは、同番組がまだ制作発表すらされていないため、あまりコメントできないとはしつつ、「無視するのもあれだし......」と、ギリギリのところでのトークであることを強調。その中で、

「(笑ってはいけないシリーズ)はドッキリをずっと仕掛けられるわけですから、(誰が笑いの刺客としてやってくるかは)知りたくないわけです」

   と、番組のコンセプトを説明した。

   その上で、「アンジャッシュ」の渡部建さん(48)が収録に訪れることを、事前に週刊誌の記事のネット配信で知ってしまったことを公表。さらに、「『今年(も笑ってはいけないシリーズが)ある』って言ってしまってるようなもんやけど」「結構、ワイドショーが(番組や渡部について)扱ってるんですよ」と驚きを見せつつ、

「ワイドショーが自慢にしている『スルー』というパターンをなぜここで使ってくれないのか」

   と、他の番組の報道姿勢をイジったのだった。

「事前に誰が来るかが分かってしまう」などという状況は、それこそ、「絶対に発生してはいけない」

   前週の「ワイドナショー」で、近藤真彦さんの不倫問題について各ワイドショーが「スルー状態」にあることを一刀両断した自らのトークに絡めつつ、「笑ってはいけないシリーズ」が今年も放送されること、及び、同番組に渡部さんが出演予定であることをネットニュースで事前に知ってしまったことを明かした松本さん。

   確かに、同番組は松本さんらレギュラー出演者5人が、サプライズで登場するゲストから笑わされそうになり、それをこらえるというルールで成り立っており、「事前に誰が来るかが分かってしまう」などという状況は、それこそ、「絶対に発生してはいけない」ことであるはずなのだ。しかし、今回、それは破られてしまったわけである。

   その破られてしまった理由について、J-CASTニュースは20日に、「『ガキ使に渡部建』出演報道は『観測気球か』 反応が悪ければ全カットも!?」とのタイトルで記事を配信。世間を騒がせた渡部さんが番組に完全なサプライズで出演するという状況はあまりにもリスキーであるため、渡部さんが出演することが番組側から漏洩されたのではないかと推定する記事を配信した。その2日後に、「ワイドナショー」で松本さんは「事前に知ってしまった」ことを明かしたわけである。

渡部さんには強力な「同伴出演者」がいる!?

   つまり、これにより、2020年の「笑ってはいけないシリーズ」においては、松本さんがサプライズではない状態で渡部さんの出演部分について撮影に臨んだということが明らかになったわけであるが、ということは、ここから1つの可能性が浮上するわけである。それは、渡部さんの出演部分に関しては、知っていたとしてもなお笑ったり驚いたりしてしまう仕掛けがあるという可能性が考えられるのだ。

   となると、考えられる展開としては、渡部さんが別の誰かと一緒に出演するということが、可能性として高いのではないだろうか。

   渡部さんの出演シーンをめぐっては、ネット上では早くも「全カット」の可能性を指摘する声が噴出しているほか、前述のJ-CASTニュースの記事においてもその危険性に言及。確かに、6月11日発売の「週刊文春」(6月18日号)で世の中を騒がせてから、大晦日の時点で半年強しかたっていない渡部さんを見て「笑える」という視聴者はそう多くないであろう。そうなれば「全カット」の可能性は当然について回るが、そこに、それすらも覆すような「同伴出演者」がいれば......。

   たとえばだが、「同伴出演者」が渡部さんを叱責、もしくは懲罰するというのであれば、何とか放送に耐える絵面になる可能性はある。そう考えると、事前に松本さんが渡部さんの出演を知ってしまい、さらに視聴者にも出演を示唆する状況であっても、なお笑える要素があると推定するのは、可能性としてはあながち低いとは言えないのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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