日本での動きが気になるが...
米法人の買収を受けて注目されるのが、日本で展開されているインターネットメディア「ハフポスト日本版」「BuzzFeed Japan」の動向だ。
ハフポスト日本版は、13年4月に朝日新聞社との合弁により設立したザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン社が運営。「会話を生み出す国際メディア」をキャッチフレーズに掲げ、グローバルニュースを多く配信している。
一方のBuzzFeed Japanは、米バズフィードとヤフー(Yahoo!ジャパン)の合弁により15年に設立。16年1月にサービスを開始以降、「BuzzFeed Japan News」や「BuzzFeed Kawaii」といった多様なメディアを展開している。
日本のネットメディア業界でしのぎを削ってきた両者。米法人の買収発表を受け、ツイッター上では「日本での動きがどうなっていくか気になる」「記事も変わっていくんかね」と注視する声も聞かれている。
J-CASTニュースは11月20日、今回の買収による影響について「BuzzFeed Japan」と「ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン」に取材を申し込んでいるが、20日20時時点で回答はない。回答があり次第追記予定だ。
【2020年11月30日追記】
今回の買収による影響について、「BuzzFeed Japan」の広報担当者は11月27日、J-CASTニュースの取材に対し以下のように回答した。
「現時点では、引き続きBuzzFeed Japanの事業を運営して参ります。ハフポスト(日本版)は素晴らしいメディアであり、今後同じ傘下となることを楽しみにしております」
なお、「ハフポスト日本版」については、11月24日改めてハフポスト米法人へ取材を申し込み、回答を待っている。