来季は4チームがJ2降格
来季Jリーグの昇降格ルールも無視できない。今季は新型コロナウイルス感染症拡大の影響でJ1からJ2への降格こそないが、J2からJ1へ2チームが昇格し、その分来季はJ1から一気に4チームが降格する異例のシーズン。チーム作りを誤れば多くのチームが残留争いをする可能性をはらむ。また降格がない分、今季はじっくりと戦術構築に取り組むチームも少なくない。
C大阪でいえば過去3度のJ2降格を経験。それも00年はJ1で年間5位(当時は2ステージ制)だったのが、翌01年に最下位16位(同)。05年もJ1で5位だったが、翌06年は17位。13年もJ1で4位の好成績から翌14年は17位で降格した。前年上位から急転直下の降格圏ということが3度あったから、今季のチーム状態が良くても来季を楽観視はできないだろう。
ツイッター上では、ロティーナ監督退団と名波新監督の可能性が浮上したことに、さまざまな声があがっている。
「今年はコロナの影響で、J1のクラブは降格無しの関係で、来年はJ1からJ2に4クラブ降格する年なのに、そこで敢えて守備を整備するのが上手いロティーナ監督ではなくてジュビロをJ1からJ2に降格させた名波監督にするって、セレッソのフロントはチャレンジングだな」
「監督をかえることに反対はしないが後任に全く正反対の名波氏をもってくるとチームが崩壊する可能性がある」
「セレッソ大阪というクラブが名波監督を迎えるならば、それは見守っていきたいとは思いますね」
「モチベーターというか人心掌握力って意味では日本人監督の中で最高だとは思うけどねぇ、名波さん。戦術指導できるヘッドコーチで良い相方が見つかれば相当強い監督になると思うんだけど」
サッカーマガジンWebによると、ロティーナ監督自身は20年11月20日、翌21日のホームでのサンフレッチェ広島戦に向けた前日会見で自身の去就には言及しなかったという。