集会には車椅子、高齢者も参加
不穏な空気を感じ、私は複雑な思いで2人と別れ、あちこちからやってきては、どんどん増えていくトランプ支持者らの群れともに、集会場所の「フリーダム・プラザ」へ向かう。
目の前で警備に当たる黒人警官が、ピンクのコーティングのダンキンドーナッツを美味しそうに食べている姿に、なんだかホッとする。
集会の2時間前だというのに、会場も道もすでに人で溢れ返り、赤い野球帽と大旗で埋め尽くされている。「STOP THE STEAL(盗みを止めろ)」のサインも目立った。
「USA! USA!」「4 more years!」「Trump 2020!」「We want Trump!」の合唱があちこちから聞こえてくる。トランプ氏も車で姿を見せ、支持者たちは喜びに湧いた。
集会は正午に、脱帽しての祈り、国旗への「忠誠の誓い」、そして国歌斉唱とともに始まり、「God Bless America(ゴッド・ブレス・アメリカ=アメリカに神のご加護がありますように)」なども歌った。
集会はおおむね平和的で和やかな雰囲気で行われた。見知らぬ人同士で言葉を交わしたり、写真を撮る時に場所を譲り合ったりしている。参加者の中には車椅子や高齢者の姿も目立ち、周りの人たちが手を差し伸べていた。カトリック教会の宣教師グループや、米軍の関係者なども参加していた。
さまざまな人種や年齢の演説者が、「大統領を決めるのはメディアではない」「これはTrumpの集会ではない。Truth(真実)の集会だ」などと訴えた。