「カプコン」採用応募者情報めぐり「矛盾」指摘 不正アクセス被害で余波、広報「説明が不足していた」

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「当社の説明が不足していた」

   被害報告を受け、採用応募者情報の取り扱いをめぐる「矛盾」がツイッターで多数指摘されている。

   今回の被害で、採用応募者情報(氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、顔写真など)が約12万5000件流出した恐れがあるとするが、同社は公式サイトに「採用選考の結果、採用に至らなかった方、及び、採用を辞退された方の応募書類等は、選考後、当社において責任をもって破棄致します」と明記していた。

   そのため、「破棄していなかったのでは」と疑問視する声が寄せられている。

   カプコン広報IR室は19日、J-CASTニュースの取材に「当社の説明が不足していたことを皆様にお詫び申し上げます」と非を認めた。

   広報IR室によれば、履歴書などの書類は破棄した後も、「再応募いただける方もいらっしゃり、確認をスムーズにするため」電子化して一定期間(期間は非公表)保管しているという。流出の可能性があるのは電子データになる。

   電子化に関する説明が漏れていたため、すでにサイトの記載の修正に取りかかっているとした。

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