2020年11月18日の午後10時10分、アイドルの戦慄かなのさんが自身が代表を務めるNPO法人「bae」の資金流用「疑惑」についての反論を行った。
自身の経験もとにNPO立ち上げ
戦慄さんは幼少期にネグレクトやいじめを受け、非行に走り少年院に送致されるなどした自身の経験から、「育児放棄や児童虐待のない世の中を作ること」を目標に掲げた「特定非営利活動法人bae」を2019年に立ち上げた。
戦慄さんは自身のツイッターアカウント(@CV_Kanano)に「NPO法人『bae』に関しての報告です。」として、画像化した文章を添付してツイート。
「この度、出資者の皆様からクラウドファンディングで出資いただいた資金の、私個人の私的な利用などといった事実無根の情報がネット上に流れており、出資者の皆様、また関係各位におかれましてご迷惑、ご心配をおかけしたことをまずは深くお詫び申し上げます」
として、baeに対してクラウドファンディングで集めた資金への「私的流用」という情報が、ネット上に流れていることに言及。
「しかしながら、出資金の私的利用などの事実は一切なく、出資いただいた資金の用途としては、当NPO設立に関する費用、月々の運営経費、監査役の税理士・会計士・弁護士への報酬(こちらは設立以降も継続的に運営経費として発生しています)、WEBサイト設立および月々の運営資金、また一部を公園などの活動資金として利用させていただいており、私以下、理事会メンバーへの報酬なども資金の中からは一切発生しておりません。クラウドファンディング出資者様へは来月中頃を目処に、前年度の決算・活動報告をお伝えする予定で現在決算報告書を作成しております」
と説明したうえで、
「baeの活動に関して、設立当初より活動に携わっていた前任理事の退任に伴った組織改編の調整がうまく進まず、現時点で日々引継ぎ作業を続けておりますが、活動のペースが大幅に遅くなってしまい、成果をお知らせすることができなかったことは、代表理事である私の管理、努力不足であったと深く反省しております」
と、活動の遅れについては認め、反省の弁を述べた。