カシメロVSリゴンドー統一戦浮上! トレーナー「交渉は正しい方向に進んでいる」

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試合枯れのリゴンドーには願ってもない...

   米国で井上をプロモートするトップランク社のボブ・アラムCEOは、フィリピンメディアに対して、井上とカシメロとの対戦に関して無観客試合の形式では難しいとの見解を示している。アラム氏は現状では入場料収入が見込めないため、井上とカシメロにファイトマネーを支払うことが出来ないとしている。

   一方、リゴンドーはWBAのレギュラー王座を獲得して以来リングから遠ざかっている。最後の試合となったのは、2020年2月に行われたWBAバンタム級レギュラー王座決定戦。リゴンドーは、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)を判定で下し王座を獲得。この階級は井上がスーパー王座に君臨している。

   リゴンドーもまた井上との対戦を熱望しており、井上がWBA、IBFの王座防衛後に自身のツイッターを更新し、井上に対して挑発的なコメントを残している。ただ井上が主要4団体の王座統一を目指しているだけにリゴンドーとのWBA王座統一戦の可能性は低く、今後に関しては軌道修正を余儀なくされそうだ。

   試合枯れの状態にあるリゴンドーにしてみれば、WBO王者との王座統一戦は願ってもないチャンスになる。カシメロにしても井上戦でビッグマネーが望めないのならば、あえて危険を冒してまで井上と対戦する必要性はなく、リゴンドーとの統一戦を選択する可能性もあるだろう。井上陣営をはじめ、カシメロ、リゴンドー陣営の動向からも目が離せない。

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