小林麻耶、「応援ツイート」は3日で95%減 支持者はなぜ急速に「冷めて」しまったのか

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   TBS系の生放送番組「グッとラック!」を突如として降板し、世の中を驚かせた小林麻耶さん(41)。突然の番組降板には当初こそ、小林さんを支持する声が多数見受けられたが、その後、視聴者の反応は「ドン引き」一色になっている。

   象徴するのは、「#小林麻耶さんを支持します」なるハッシュタグだ。番組を降板した2020年11月12日、ツイッター上に「#小林麻耶さんを支持します」とのハッシュタグが誕生し、ピークとなる13日までには、相当数がツイートされた。

  • 2020年11月17日朝に生配信を行う小林麻耶さん夫妻(「コバヤシテレビ局」から)
    2020年11月17日朝に生配信を行う小林麻耶さん夫妻(「コバヤシテレビ局」から)
  • 2020年11月17日朝に生配信を行う小林麻耶さん夫妻(「コバヤシテレビ局」から)

陰謀論を絡めつつ小林さんを支持する声は、もはや「虫の息」

   だが、15日頃からその数は減少し始め、今やわずかな数がツイートされるに留まっている。16日時点のツイート数は、13日の5%以下だ。

   対して、小林さんについて、「ネットニュースで見るだけだけどヤバい人にしか見えなくなってきてる」といった声は目立つようになってきており、初期に存在していた「ファン」はどこかに消えてしまったようだ。

   また、併せて当初は見られた、「小林麻耶はバイデン候補を批判したから番組を降板させられた」とするツイートも見つけるのが難しい状況に。

   J-CASTニュース編集部でも12日に「小林麻耶『バイデン批判で降板』ネットで憶測拡散 グッとラック!発言を検証してみると...」とする記事で小林さんの発言を録画で検証したが、一時はこうした声が著名人などからも上がっていた。

   上記の「#小林麻耶さんを支持します」のハッシュタグで投稿している人にはこうした主張のユーザーが目立ち、分析ツール「ソーシャルインサイト」で同時に投稿されたキーワードを調べても、「バイデン」「オバマ」などが上位に。拡散したアカウントには、いわゆる「Qアノン」への支持を表明するユーザーもいるなど、「バイデン批判で降板」というストーリーが、「応援者」の一定数に共有されていたことがうかがえる。

   しかし、このハッシュタグへの書き込みも、すっかり尻すぼみとなったのは前述のとおり。

   また、この他には13日に行われた「瞑想するだけ」の生配信や、16日に行われた「洗脳ドッキリ」に対して、当初は応援する声も少なくなかったネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、「どうしてこうなっちゃったかなぁ麻耶さん...」といった声が上がるなど、もはや、孤立しつつある小林さん。ネットの性質とも言える「相当叩かれている人でも一定のファンは湧いて出てくる」という状況すら見られない状況であり、この点は特筆すべき状況だ。

   そこで、J-CASTニュース編集部はもはや「孤立無援」「四面楚歌」の状況になり始めた小林さんについて、なぜ、支持者がいなくなってしまったのか、ITジャーナリストの井上トシユキ氏に意見を聞いた。

「『ついてこられない方は見なくて良い』と言わんばかりの、妙な『自信』」

   まず、井上氏は小林さんの「応援団」が雲散霧消したと見られる点について、以下のように推測した。

「小林さんといえば、TBS時代から悪く言えば『ぶりっ子』、よく言えば『けなげなキャラ』で、主に男性を中心に支持を集めてきた方。それらの支持層が今回の騒動によって『ドン引き』してしまい、一斉に撤退したということではないでしょうか。加え、小林さんの生配信を見ていると、『ついてこられない方は見なくて良い』と言わんばかりの、妙な『自信』にあふれているように感じられます。この点も、ファンがいなくなる要因だと思います」

   ただ、ネットといえば、前述の通り、しばしば、「相当叩かれている人でも一定のファンは湧いて出てくる」といった状況になりがちであり、2020年では木下優樹菜さん(32)のように、芸能界引退後もインスタグラムにはそれなりの声援が書き込まれるなど、一定の支持は失わないのが通例だ。ただ、小林さんの状況を見る限り、その支持層がごっそり失われてしまったと言わんばかりの状況に見えるが、それはなぜなのだろうか。

「ネット上では支持者がスッパリといなくなるというのは確かに珍しいですが、ことに木下さんに関しては、『ぶりっ子』とは対照的な『ヤンキー的な生き方』と言いますか、『こびないキャラ』を発揮することによって芸能界で人気を博していたことが幸いしているといった状況ではないでしょうか。その対称性が2人の現在に表われているように思われます」

   もう一つ、井上氏が指摘するのは動画からうかがえる、「どうにも悪目立ち」する夫・國光吟さんとの関係性だ。

   両者が「セット」で見られる限りはなかなか復活が難しいとしつつ、いつかこうした関係などを洗いざらい「ぶっちゃける」ようになれれば、ファンが戻ってくる可能性もあるとした。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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