「『ついてこられない方は見なくて良い』と言わんばかりの、妙な『自信』」
まず、井上氏は小林さんの「応援団」が雲散霧消したと見られる点について、以下のように推測した。
「小林さんといえば、TBS時代から悪く言えば『ぶりっ子』、よく言えば『けなげなキャラ』で、主に男性を中心に支持を集めてきた方。それらの支持層が今回の騒動によって『ドン引き』してしまい、一斉に撤退したということではないでしょうか。加え、小林さんの生配信を見ていると、『ついてこられない方は見なくて良い』と言わんばかりの、妙な『自信』にあふれているように感じられます。この点も、ファンがいなくなる要因だと思います」
ただ、ネットといえば、前述の通り、しばしば、「相当叩かれている人でも一定のファンは湧いて出てくる」といった状況になりがちであり、2020年では木下優樹菜さん(32)のように、芸能界引退後もインスタグラムにはそれなりの声援が書き込まれるなど、一定の支持は失わないのが通例だ。ただ、小林さんの状況を見る限り、その支持層がごっそり失われてしまったと言わんばかりの状況に見えるが、それはなぜなのだろうか。
「ネット上では支持者がスッパリといなくなるというのは確かに珍しいですが、ことに木下さんに関しては、『ぶりっ子』とは対照的な『ヤンキー的な生き方』と言いますか、『こびないキャラ』を発揮することによって芸能界で人気を博していたことが幸いしているといった状況ではないでしょうか。その対称性が2人の現在に表われているように思われます」
もう一つ、井上氏が指摘するのは動画からうかがえる、「どうにも悪目立ち」する夫・國光吟さんとの関係性だ。
両者が「セット」で見られる限りはなかなか復活が難しいとしつつ、いつかこうした関係などを洗いざらい「ぶっちゃける」ようになれれば、ファンが戻ってくる可能性もあるとした。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)