明石家さんま「超ショートスリーパー」伝説は過去のもの きっかけは「一服盛られた」事件か

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   2020年11月14日に明石家さんまさん(65)がラジオで行った発言が視聴者の間で話題だ。

   この日、「ヤングタウン土曜日」(MBS)に出演したさんまさんは、自らの日々の就寝時間について早朝6、7時に寝ることもあると語り、起きるのは正午頃であると明かすなどした。

   仮に午前7時に就寝した場合、その睡眠時間は5時間。このため、番組出演者の村上ショージさん(65)はその睡眠時間の驚きつつ、さんまさんに対してもっと早く寝ることを勧めたが、これに対し、さんまさんは仕事の合間を縫ってスポーツ観戦などをする必要があるとしつつ、早く寝ることはなかなか難しいと明かしたのだった。

  • 以前は、「24時間寝ない」と言われることもあった明石家さんまさんだが……
    以前は、「24時間寝ない」と言われることもあった明石家さんまさんだが……
  • 以前は、「24時間寝ない」と言われることもあった明石家さんまさんだが……

さんまさんは「24時間寝ない」!?

   まさに「昼夜逆転」と言える生活だが、さんまさんの年齢は65歳。その年齢に見合わない短い睡眠で、仕事の他にスポーツ観戦といった趣味の時間にまで精力的に時間を割いているわけだ。

   2018年のOECD(経済協力開発機構)の調査では、日本人(15~64歳)の平均睡眠時間は7時間22分。大塚製薬のウェブサイトによると、年齢を重ねるごとに必要な睡眠時間は短くなり、65歳は6時間ほどだという。

   そう考えると5時間睡眠は「やや短い」くらいともいえるが、とはいえ、さんまさんは超多忙な日々を送る人気タレント。5時間睡眠で、ちゃんと疲れが回復できるのだろうか......。

   ただ、この「5時間前後」の睡眠、実は、さんまさんにとってはそれなりに長時間の睡眠時間なのである。

   さんまさんは、テレビのバラエティー番組などで「1日に3時間しか寝ない」「1時間しか寝ていない日に朝から草野球をやった」といったエピソードがたびたび語られてきた。その中でも目立ったのは、さんまさんはそもそも、一睡もしない日が多々あるという、「24時間寝ない伝説」だ。

「55から、寝るように、周りからさせられたんです」

   ただ、今をさかのぼること4年前、さんまさんはその「寝ない生活」が変わったことをバラエティー番組で明かしていたのだ。

   2016年5月28日に放送された「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)にゲストとして出演したさんまさんは、巷に流布する「24時間寝ない伝説」について番組出演者から指摘されると、

「55から、寝るように、周りからさせられたんです」
「(それまでは)寝られなかったというのが、正直な答えなんですけど」
「(1日に)3時間とか寝る一方で、2日間寝られないとか、自然と(ありました)」

と、「伝説」が過去のものになっていることを公表。併せて、10年ほど前から浅田美代子さんを中心とするさんまさんと親しい芸能人が、本人を寝かせようと知恵を絞り始め、一緒にオーストラリア旅行に行った際には、快眠用のアロマを炊かれたほか、ワインに睡眠導入剤を盛られたというエピソードを公表したのだった。

   「ワインに睡眠導入剤」という、それこそ、暗殺者ばりの手段まで行使されたというエピソードにはスタジオで大爆笑と共に驚きの声が上がったほか、視聴者からも大きな驚きをもって迎えられたのだ。

   翻って、それから4年後の2020年のさんまさんは、「3時間」という長さよりは有意に長く睡眠をとっているようだ。このため、「時間がズレてるだけで【睡眠時間は普通】なんだよね」と、近年の睡眠時間は決して短くないと安心したとする声も上がっている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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