小林麻耶に「裏切られた」「全然笑えない」 降板騒動渦中の「洗脳ドッキリ」動画がヒンシュク

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   「全然面白くないし笑えない」――元TBSのフリーアナウンサー・小林麻耶さんが2020年11月16日朝、YouTubeチャンネルで生配信した内容が顰蹙(ひんしゅく)を買っている。

   12日以降、「グッとラック!」(TBS系)降板騒動の渦中にある小林さん。夫婦で出演するYouTubeでは空元気にも見えるハイテンションで配信を続け、逆にファンを心配させた。そんな中、小林さん夫妻がこの日配信した企画はまさかの「ドッキリ」。一部視聴者は「裏切られた」と受け取ったようだ。

  • 11月16日配信の「コバヤシテレビ局」より
    11月16日配信の「コバヤシテレビ局」より
  • 動画後半で「ドッキリ」だとタネ明かし
    動画後半で「ドッキリ」だとタネ明かし
  • 11月16日配信の「コバヤシテレビ局」より
  • 動画後半で「ドッキリ」だとタネ明かし

「知らなかったもん。洗脳されてるって」

   16日に配信したYouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」第13回のタイトルは「すみません。生配信中に喧嘩してしまいました」。冒頭では小林さんが視聴者メッセージを読みあげ、にこやかに話し続ける。

   対照的に、隣に座る夫・國光吟さんは無表情だ。「体調悪い?」と小林さんが語りかけても反応なし。「機嫌悪いよね?」と指摘した小林さんに、國光さんは「自分で分からない?」と逆質問。すると小林さんはこう追及しはじめた。

「分かる。『私を洗脳してるの』って聞いたことでしょ。だって洗脳されてるってなってるもん。前回(配信)の瞑想だって洗脳してたんでしょ。知らなかったもん。洗脳されてるって」

   衝撃の「洗脳」生告発に空気が凍る。國光さんは「今日は失礼致します」と画面外へ立ち去ってしまった。1人うなだれる小林さん。ところが数十秒後、國光さんがカメラの前に戻ってくると――。

「ドッキリでした!」

   2人そろって笑顔でタネ明かしをしたのだ。先の不穏な空気での喧嘩はすべて演技だったというわけだ。こうして配信は終了。小林さんと國光さんは「演技上手だった? 『スカッとジャパン』(小林さんが出演しているフジテレビ系バラエティ番組)のおかげかな」「そうだね」と仲睦まじく去っていった。

   だが、多くの視聴者にとっては気持ちの良い動画ではなかったようだ。小林さんは12日の動画で、コメンテーターとして出演していた「グッとラック!」で番組スタッフから「いじめ」を受け、そのために10日のロケ参加をやめたところ、降板を言い渡されたと主張。さらに所属事務所は12日、小林さんとの契約終了を発表した。

「心配して損した」

   TBSは「番組スタッフからいじめがあったなどの事実は一切ありません」と小林さんの主張を否定しており、両者には食い違いがある。とはいえ降板騒動を受け、小林さんが置かれている状況や体調を心配する声がYouTubeの動画に多数寄せられるようになった。

   さらに13日の動画では、約17分間にわたって夫婦で「瞑想」を続けるという内容。番組降板や契約解除という事態に対し、YouTubeではかなり高揚している小林さんには、「正直洗脳されてるみたい...」と「洗脳」という言葉を使って心配する視聴者コメントも複数みられた。

   そんな中でまさかの「ドッキリ」。しかも一部視聴者が真剣に心配していたであろう洗脳状態を疑わせて化かす演出だったものだから、

「全然面白くないし笑えないです」
「心配して損した。もう、いいです。久しぶりに裏切られた感を味わいました。心配して馬鹿みたい」
「僅かに応援してくださる方々を裏切る様な悪ふざけ」
「大きなお世話なんかもしらんけど、なんだかんだ心配してる人も少なくないのに...こんな下品なドッキリで返すんやなぁ」
「コメント欄では真面目に心配してる人たちもいたのに今のこのタイミングでこういうたちの悪い事するんだね」
「今日のドッキリ貴方達を応援してみている視聴者に対して、馬鹿にしているようにみえるのは、わたしだけですか?」

などと落胆するコメントが続々と寄せられている。一方で、「安心しましたよ。お二人が仲良く支え合っているなら とやかく言うことじゃないと思うけどなあ」「お二人が幸せならいいんじゃないかなぁって思ってしまいました」といった声もある。

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