お笑いコンビ・千鳥(ノブさん、大悟さん)によるバラエティー番組「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)の最新回「人気ブラジャー当てるまで帰れま3」が2020年11月15日に放送された。
千鳥ら男性芸人が実際にブラジャーを着用し、その人気を当てるという企画だったが、ツイッター上では「下品さが無い」「これからの性との向き合い方を見た気がした」と反響が広がっている。
最初は「笑い」意識していた千鳥だったが...
テレビ千鳥は毎週日曜22時25分から放送中のバラエティー番組。19年4月に深夜枠で放送開始し、20年10月に現在の時間帯に昇格した。深夜時代は「町の喫煙所を探す」「2人で人生ゲームをやる」といったシンプルな趣旨の企画が人気を博した。
一方、今年7月に時間帯の昇格が発表された際には「移動しても下品なことして欲しい」という声がツイッター上で聞かれるなど、出演者による「下品な発言や行動」も特徴の一つだった。
今回放送された「人気ブラジャー当てるまで帰れま3」は千鳥の2人、麒麟・川島明さん、かまいたち・濱家隆一さんが女性向け下着店を訪れ、人気のブラジャー上位3商品を当てるというものだった。企画は飲食店で人気メニューを当てる同局のバラエティー番組シリーズ「帰れま10」を模したものだ。
企画冒頭で「高校の文化祭でつけた」(ノブさん)、「あの頃からブラジャーで笑かしてました」(大悟さん)と、人を笑わせることを目的にブラジャーを着けていたと語った千鳥の2人。しかし、挑戦が始まると2人は一転、真面目な視点でブラジャーと向き合うようになる。
ノブさんは人に見せるためのブラジャーと、日常的に使うブラジャーでは、後者の方が売れているのではないかと分析。これに対し、大悟さんは「いつだって気持ちがドキドキする方をつけていたい」と推察するなど、女性がどんな気持ちでブラを選択するのか、出演者の間で真剣に議論が交わされた。