カネボウ化粧品(東京都中央区)のメイクブランド「KATE」から、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とコラボした商品が発売された。「KATE」は過去にも、コスプレイヤーとコラボするなど、アニメやマンガ好きの人々を惹きつけるプロモーション展開を行っている。このようなプロモーションを行う背景とは。J-CASTニュースはカネボウ化粧品KATE担当者にメールで取材を行った。
「自我が芽生えていくかのような綾波レイの姿がシンクロ」
カネボウは2020年11月4日、KATEとエヴァンゲリオンのコラボレーション商品「ケイト レッドヌードルージュ(EV)」を発売した。「エヴァンゲリオン」は、1995年にTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を放送して以来、高い人気を誇るSFアニメ。今回のコラボでは、同作に登場する14歳の少女「綾波レイ」が起用された。これを記念したプロモーション動画も公開され、SNS上では「KATEらしくもあり、エヴァらしくもある」、「かっこいい」と話題になった。
J-CASTニュースの取材に対して、カネボウ化粧品KATE担当者は11月9日、今回のコラボを行った背景についてこう回答した。
「『自分の色は、自分で決める』というレッドヌードルージュ商品メッセージと、『no more rules.』(自分の色は自分で決める)というKATEのブランド哲学に、『自分の人生は、自分で決める』という自我が芽生えていくかのような綾波レイの姿がシンクロしたことから、コラボレーションのお声がけをさせていただきました」
さらに今回のコラボに当たっては、エヴァンゲリオン愛にあふれたメンバーが集結したという。
「本コラボはハイセンスなKATEの世界を創造しているクリエイティブチームから、特にエヴァンゲリオン愛にあふれたメンバーが集結し制作しました。KATEファンだけでなくEVAファンにも届くよう、双方の思想を表現したクリエイティブになっています」