PUBG MOBILE「賞金総額3億円」のeスポーツリーグ ドコモが乗り出す思惑

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ゲーム端末モバイルに...ドコモの計算

   ドコモは2020年8月から10月にかけて、「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 0」を開催しており、このときの賞金総額は1000万円となっていた。そこから一気に3億円+2億8千万円へと舵を切った理由は、ゲームに使用されるハードウェアがゲーム機からモバイル端末へと徐々にシフトしていることが大きく影響しているだろう。

   現状でeスポーツに使用されるハードウェアはPC、ゲーム機、モバイル端末の3種が使用されているが、モバイル端末でプレイできるタイトルは場所を選ばず手軽にプレイできるため、ドコモにとっては通信量の増大による収入確保を狙うチャンスともなっている。

   さらにドコモは、世界的な人気を誇るタイトル「League of Legends」の家庭用ゲーム機及びモバイル版である「Wild Rift!」によるリーグ戦を2021年に開催すると発表している。ドコモのチャレンジがeスポーツ界をどのように動かすのか、注目が集まるところだ。

(eスポーツライター 早川清一朗)

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