ユニクロは 2020年11月13日、ファッションデザイナーのジル・サンダーさんとコラボしたコレクション「+J(プラスジェイ)」の販売を開始した。インターネット上では商品がさっそく転売されていると話題になっている。
「一部商品は再入荷の予定」
「+Jコレクション」は2009年にユニクロとジル・サンダーさんがコラボレーションして誕生した。新作が発売されるのは9年ぶり。2020秋冬のコレクションのテーマは「洗練されたエッセンシャル」で、今の時代を反映したミニマルな表現で、どんなスタイルとも合わせやすいアイコニックなアイテムだとしている。
予約販売などはなく11月13日、国内48店舗とオンラインストアで発売された。同ブランドにしては高めの価格帯で、ジャケット・コート類は約1万2000円から2万4000円ほど。しかし人気シリーズの再来ともあって、ファンからの期待は非常に高かったようだ。SNS上には混雑する店の様子が多数アップされている。
また、店舗においてもオンラインにおいても購入制限が設けられた。店舗ではひとり1商品につき各色1点、「+J」コレクション合計で5点まで、オンラインストアでもひとり1商品につき1点までとなっている。そのうえで、転売目的での購入を禁じている。しかしフリマアプリには、定価より高額な値段での出品が相次いだ。SNSでは驚嘆する声が多数あがっている。
「メルカリで転売されてるユニクロのジルサンダーコラボ10万円出して買うくらいならジルサンダーでゆったり買い物した方が良くない?????」
「ユニクロとジルサンダーのコラボ『+J』が9年ぶりに復活で転売ヤー臨時収入か」
ユニクロは公式サイト上で今回のコレクション販売についてこう述べる。
「ご好評につき、ご希望の商品が品切れとなる可能性がございます。一部商品は再入荷の予定がありますが、対象の商品、再入荷の予定についてはご案内致しかねます」
オンラインでは多くの商品が品切れ状態となっているが、一部商品については再入荷の予定もあるとのことだ。