歌手で俳優の山下智久さんが2020年11月12日、自身のインスタグラムでジャニーズ事務所の退所を報告した。ファンからは応援の声が殺到しているが、中には厳しい意見も寄せられている。
「新たな一歩を踏み出していきたい」
今年8月に未成年女性との飲酒疑惑などが週刊誌で報じられ、事務所から芸能活動自粛が言い渡された山下さん。12日に更新したインスタでは、
「いつも僕を応援してくれている大切な皆さん。この3ヶ月という期間に僕自身の行動についてしっかりと向き合い、今までの事これからの事を改めて深く考えた結果、ジャニーズ事務所を離れる決断をさせて頂きました」
と、退所を報告した。
1996年に入所したジャニーズ事務所については、「僕、山下智久を生み育ててくれた生家です」と説明しつつ、「その事務所を出て、子供の頃からの夢に向かい新たな一歩を踏み出していきたいと思います」「どんな未来が待っているのかはわかりませんが、1人でも多くの方の心に火を灯せるような、そんな存在にいつかなれるように前に進み続けていきたいと思います」と今後の活動に前向きな姿勢を見せている。
山下さんは兼ねてより海外志向が強く、退所後は海外を拠点として芸能活動を行うのではと一部ファンは予想している。具体的な活動については「準備が整い次第改めてインスタグラム、SNSを通じてお知らせさせていただきます」とのこと。
最後には「この24年間、応援し続けてくれたこと、一生忘れません。皆さんから頂いた温かい言葉、たくさんの愛がどれほど僕に勇気と希望を与えてくれたことか、言葉では言い表せないほど感謝しています」「これからも全力で頑張りますので、変わらず応援していだけたら嬉しいです」とファンにメッセージを伝えた。
投稿には3時間で70万以上のいいねが付き、「いつまでも応援しています」「海外でも頑張れ!」と応援コメントが殺到している。
しかしネットでは「未成年との関係騒動の説明もなく事務所を退所して、海外で芸能活動ですか」「ハリウッドへの挑戦というより、日本の出来事からの逃走にしか見えない」など、厳しい意見も寄せられている。