井上尚弥の4団体統一の行方は? 専門家が指摘する井上の「世界的ブランド力」

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次戦がIBFの指名試合になる可能性も

   18年7月にはオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が、WBA、IBF王者ムラト・ガシェフ(ロシア)を破りクルーザー級で4団体統一王者になっている。さらに直近ではライト級のIBF王者テオフィモ・ロペス(米国)が、WBA、WBO、WBCの3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との統一戦(2020年10月17日)を制して4団体統一に成功している。

   このようにボクシング界において複数の王座を統一、維持することは困難とされている。そのひとつの要因となるのが、王座を保持する団体から下される指名試合の指令である。井上もこれに直面している。

   各団体によって指名試合の期限は異なるが、王者はおおむね1年間に約1試合のペースで指名試合をクリアしなければならない。井上陣営にとって王座統一戦を優先させたいところだが、IBFの指名試合がのびのびになっており、次戦がIBFの指名試合になる可能性もある。

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