人気バラエティー番組「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)で俳優の本田翼さん(28)が見せた「快進撃ぶり」が視聴者の間で話題だ。
2020年11月7日放送回の特集は「eスポーツ」で、eスポーツの現状を解説するVTRが流れたほか、出演者らによる「ぷよぷよ大会」を開催。出場者は本田さんのほか、「くりぃむしちゅー」の有田哲平さん(49)、歌舞伎役者の市川猿之助さん(44)、そして、プロゲーマーの「Gemo」さんで、トーナメント戦の結果、本田さんが優勝した。
「ぷよぷよ」とは、1991年に第1作が発表され、その後も新作が出続けている「落ちものパズル」のロングセラーシリーズ。4つ集まると消滅してしまう「ぷよ」を組み上げ、連続して「ぷよ」を消滅させる「連鎖」を起こすことで多数の「おじゃまぷよ」を発生させ、相手のフィールドを埋め尽くすと勝利となる点はシリーズ発売以来変わっておらず、初期からのプレーヤーを含め、多くの人々に親しまれているゲームだ。
本田さんの圧勝で終わった「ぷよぷよ大会」
1回戦の対戦カードは「本田翼×有田哲平」。本田さんは「ぷよ」を加速をつけて下に落としつつ、まごつく有田さんよりもはるかに速いスピードで「ぷよ」を組み上げ、3連鎖を発射。すると、やっと「ぷよ」を組み上げつつあった有田さんのフィールドに8段分の「おじゃまぷよ」が降り注ぎ、あっという間に有田さんのフィールドはいっぱいになり、本田さんが勝利したのだった。
同じく1回戦の対戦カードとして行われた市川さんとGEMOさんの対決では、開始30秒ほどでGemoさんが6連鎖を放ち、市川さんは何もできないまま敗戦。対戦が終わると、ただただ目をシパシパさせつつ、しばし「フリーズ」していたのだった。
そして、決勝戦。開始早々Gemoさんが2連鎖を放つと、本田さんは3連鎖でこれに応戦。その後、しばしの膠着状態を経てGemoさんが3連鎖を放ったが、これに対し、本田さんは5連鎖で応戦。結果、10段分の「おじゃまぷよ」がGemoさんのフィールドを埋め尽くし、本田さんの勝利となったのだった。
鮮やかな2連勝で見事優勝を飾った本田さんに対しては、「本田翼ぷよぷよ強いな」といった絶賛が視聴者から殺到。ただ、一部からは「相手は『カードゲーム部門』のプロだし。のどかな戦いだった」と、本田さんの強さはそれほどではなかったとする声も上がるなどしている。