ツイッタージャパンは2020年11月10日、24時間で消える新しい投稿機能「フリート」を開始すると発表した。iOS、Android用端末に順次導入する。
利用者からは「足跡機能のおかげでmixi時代の黒歴史を思い出す」「DMを大事な連絡に使ってると爆死しちゃう」などと様々な反応が寄せられている。
3つのキーワード「既読機能」「足跡機能」「DM」
ツイッタージャパンの公式ブログによれば、同社には「ツイートはあまりにオープンなうえ消されることなく残り続けるものであるため、勢いに任せて投稿することを躊躇してしまったり、『リツイート』や『いいね』をたくさん得ようというプレッシャーを感じる」という意見が利用者から寄せられていたという。
日常のささいな出来事や感じたことを気軽につぶやける場を強みにしてきたツイッター社にとって、無視できない声だ。「もっとリラックスして共有できる方法を模索」した中で誕生したのが「フリート」だ。競合するSNS「インスタグラム」「フェイスブック」のストーリー機能のように、投稿が24時間で消える。
発表を受け、利用者からは「インスタのストーリーみたい」との声に加え、「既読機能」「足跡機能」「DM」を含む言及が目立つ。
フリートを閲覧すると、「既読者」として投稿者が確認できる仕様になっている。日本のSNS黎明期を支えた「mixi」の「足跡機能」を思い出す人も少なくないようだ。
「足跡機能のおかげでmixi時代の黒歴史を思い出す」
「『あの人まだ読んでくれてない.......』とか『えっ、毎回見られてる.......監視されてるかも.......』とかなんでこの世のメンヘラを加速させるようなことをするの?」
「企業垢(アカウント)さんお気をつけて!」
インスタグラムのストーリー機能にも"足跡"が残る。やはり2016年の導入直後には混乱が広がり、
「俺のインスタのストーリーに父さんの足跡がついてて驚きを隠せないでいる」
「足跡見たらバイト先の女の子に見られてたwwなんでアカウントばれたんだ?」
「なんでこの人が!?って人物に足跡残されてて震える」
といった意見が上がっていた。(詳報:「インスタ『こっそり閲覧』はバレてる ストーリーに組み込まれた『足跡』機能)
また、フリートにテキストやスタンプで反応があると、通知はすべて「DM(ダイレクトメッセージ)」で届く。
「大量に来る著名人はDM欄が地獄かもしれん」
「クリエイターの方とかお仕事のアカウントでDMを大事な連絡に使ってると爆死しちゃう」
「せめて通知にしてくれ」
と煩わしさを懸念する声も漏れている。
新機能のFleets(フリート)が登場
— Twitter Japan (@TwitterJP) November 10, 2020
Twitter上での新たな会話方法が誕生しました。
日本の利用者の皆さん、順次ご案内予定です! pic.twitter.com/QAYxDdRfnN