「君は最後まで戦ってくれると信じています」
こうした「経歴」をめぐる問題が注目を集める一方で、その手掛ける事業をめぐっても、トラブル、そして疑問点が噴出している。
ウェブマーケティングに詳しく、『無料でカンタン! 儲かる飲食店に変わる「Googleマイビジネス」超集客術』の著書がある戎井一憲氏が今年2月、「動画で違反手口を公然と説明するMEO業者-どこがNGなのか解説します」と題したブログ記事で、竹花氏が設立したLimの事業内容を問題視した。
同社では、人工知能(AI)を活用して自社サイトを検索上位に表示させるMEO(マップエンジン最適化)サービスと、インスタグラムのフォロワーを自動で増やすサービスを販売する。戎井氏はブログで、いずれもプラットフォームのガイドライン違反に当たると注意喚起した。
すると10月12日に、戎井氏のもとにLimの代理人弁護士から通知書が届いた。記事の内容は事実無根だとし、削除と謝罪を要求した。応じない場合は、法的措置を講じると警告した。
竹花氏も戎井氏宛てに、ツイッターで「内容はどうであれ、訴訟された側にもお金がかかりますので、あとは体力勝負ですね!笑」「誠意ある対応がないのであればいくらこの案件に投資をしても私は構いませんので。あと、メディアチームも動かしていますので、後から文句言わないでくださいね?」「過去、全員落ちましたが、君は最後まで戦ってくれると信じています」などと牽制していた。
しかし11月2日、代理人弁護士からファクスが届き、「都合により」代理人を辞任するとの連絡があったという。この弁護士および所属する弁護士法人にJ-CASTニュースが辞任理由を質すも、回答はなかった。