「反政府運動」共同通信の記事に違和感噴出 見出し変更も「コメントする考えはございません」

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共同通信社「通常の編集作業の一環です」

   新聞記事データベース「日経テレコン」で、全国紙5紙と通信社2社(共同、時事)を対象に、見出しに「反政府運動」を含む記事を過去10年分調べると、22件見つかる。いずれも

「タイで1万人集会=反政府運動、さらに拡大」(時事通信)
「マケドニア、反政府運動激化 EUの対話仲介、ロシアが牽制」(朝日新聞)
「トルコ:与党、地方選勝利 首相、反政府運動に強硬姿勢」(毎日新聞)
「シリア武力衝突、終結の兆しなく 反政府運動2年」(日本経済新聞)
「反政府運動の指導者が帰国 バーレーン」(朝日新聞)

などと国外関連で、国内報道は見当たらない。

   記事はその後削除され、別のURLで「官邸、『反政府先導』懸念し拒否-学術会議、過去の言動を問題視か」と題した同様の記事が配信された。「反政府運動」は「反政府先導」に代わっている。訂正した旨は示していない。

   共同通信社総務局は9日、J-CASTニュースの取材に、記事を削除した理由を「記事の差し替えなどは適宜行っていて、通常の編集作業の一環です」と、削除ではなく差し替えだったと答えた。

   批判については、「コメントする考えはございません」とした。

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