菅義偉首相が2020年11月8日、米大統領選で「勝利宣言」したジョー・バイデン氏への祝意をツイートしたところ、リプライ欄に反発の声が少なからず書き込まれる事態となった。
「まだ決まってない」「まだトランプ大統領は争っています」「1月に正式に決まった時点で祝辞を送った方が賢明」「不正による当選した方に祝辞を送るな」「裁判を見極めて!!」
各国のリーダーも同様に声明
こうしたリプライが相次いで寄せられているのは、菅氏が8日早朝、ツイッターに書き込んだ下記の投稿だ。
「ジョー・バイデン氏及びカマラ・ハリス氏に心よりお祝い申し上げます。日米同盟をさらに強固なものとするために、また、インド太平洋地域及び世界の平和,自由及び繁栄を確保するために、ともに取り組んでいくことを楽しみにしております」
日本時間8日未明までに米主要メディアは相次いで、民主党・バイデン氏の「当確」を報じた。バイデン氏、副大統領候補のカマラ・ハリス氏は勝利を宣言して演説を行い、接戦が演じられた大統領選は、ひとまず大勢が決する形となった。
ジョンソン英首相、メルケル独首相ら、世界各国のリーダーも相次いでバイデン氏への祝意を伝えた。菅氏も上記のように、新たな大統領にメッセージを送ったのだが――。