「いよいよ本気で顧客情報を活用したビジネスを立ち上げる良いタイミング」
ただ、今後提供するプラットフォームで具体的にどんなサービスを提供するかは、現時点では明らかではない。「スーパーアプリ」の内容を問われた片野坂氏は、
「実は我々が持っている顧客情報というのは、マイレージ会員、カード会員の、お名前、住所、昔加入したときのタイトル(肩書き)、パスポート番号、あと航空券のご利用実績ぐらい、この程度だ。しかし、決済の観点に持ってくると、何を購入されているか、ご家族は...奥様の趣味は何かとか、ファミリー旅行はいつかとか...。こういった顧客情報を活用して、我々はグループ会社に保険もあるし、ANA Xも少し銀行業を始めたとなると、いよいよ本気で顧客情報を活用したビジネスを立ち上げる良いタイミングが来た」
と話した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)