オートレーサーの森且行さん(46)が最高峰の「第52回SG日本選手権オートレース」で初優勝を果たしたことに、同じ元「SMAP」のタレント・中居正広さん(48)が2020年11月7日、「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)でどこか控え目に祝福の言葉を贈った。だが、SMAPの長い歴史を知るであろうファンからは「嬉しさ隠しきれてない」「ツンデレ」と本心を推し量る声が相次いだ。
森さんのSG初優勝には中居さんだけでなく木村拓哉さん(47)、稲垣吾郎さん(46)、草なぎ剛さん(46)、香取慎吾さん(43)ら元SMAP全員がコメントを発表したが、とりわけテンション高めだったのが中居さん。番組ではそのことを社会学者の古市憲寿さんにもツッコまれた。
「あれすごく低いトーンのコメントですよ」
番組冒頭で森さんのレースのVTRが流れた後、SMAPファンとしても知られる古市さんが「ニタニタ」していると中居さんがチクリ。古市さんは「いやいや嬉しくてですよ。森さんの日本一嬉しいですよね。知ってるんですよ。SMAPの5人がコメントを寄せて、中居さんが一番大はしゃぎだったんですよ。本当に大騒ぎ」として、中居さんの心中を探った。
中居さんは森さん優勝直後の3日、所属事務所を通じて「直接おめでとうは、ご本人にお伝えしましたが、改めて、、、。森~っ!おめでとう!やったなぁ。長かったなぁ。大きなけがもしたなぁ。諦めなくてよかったなぁ。前日のスポーツ紙では、期待されていませんでしたが、、、。とにかく中居もうれしいぜ~!」と、「はしゃいだ」コメントを寄せている。
対して、番組では落ち着き払った様子の中居さん。「声のトーン分からないですよね? あれすごく低いトーンのコメントですよ。(低い声で)『おめでとうございます...やった...』みたいな感じ」と古市さんの指摘をかわし、「23~24年の悲願ですから、これはおめでたいことには間違いないんじゃないかなと思います」とあまり感情を出さずに祝福した。
低めのテンションを切り崩そうと、古市さんは「本人にも『おめでとう』とは伝えたんですよね?」「コメントにも書いてあったじゃないですか。直接言ったんでしょ?」と前のめり。それでも中居さんは「古市さんには言わないですよ」「あれ、作家さんが書いた」となおもボケてかわしてみせた。
森さんの優勝はレース当日の夕方に知ったという。「『コメントどうですか?』というのが来たので、『ああ、じゃあコメントしましょう』と」と淡々と話す中居さんに、古市さんは「そんな低いテンションじゃないですよね?! もっと嬉しそうに...」と三度食い下がったが、中居さんは「でも家にいる時はあんな感じじゃないですか」と、スキを見せなかった。