ひき逃げ逮捕の女子サッカー選手は「無免許」だったのか クラブの説明は「確認中」

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   自動車運転中に人をはね、そのまま逃走したとして、会社員で女子サッカー・栃木SCレディースのMF青木春菜容疑者(25)が道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで2020年11月6日、逮捕された。青木容疑者が「免許失効」により無免許だったと複数メディアで報道され、インターネット上でも一層の注目を集めた。

   クラブは6日の発表で逮捕の経緯を説明しているが、報道された免許失効については「確認中です」としている。

  • 栃木SCレディースの公式サイトより
    栃木SCレディースの公式サイトより
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「所属選手の安全運転、交通マナーに関する意識を徹底」

   NHKや複数民放キー局などの報道によると、逮捕された青木容疑者は5日昼過ぎ、宇都宮市内の国道で工事中のため設けられていた迂回路を歩いていた女性(55)をひき逃げした疑いが持たれている。女性は頭などを強く打つ重傷。青木容疑者は前を走っていたチームメイトに説得され、事故から数十分後に現場に戻った。調べに対し「事故を起こしたことは間違いないが、人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているという。

   さらに青木容疑者をめぐっては、5月に運転免許が失効しており、警察は無免許運転の疑いでも調べるとも複数社で報じられている。ツイッター上では「運営も選手教育を徹底させなきゃ」という指摘のほか、「女子サッカーファンの1人としてとて最悪なニュースだ。無免で運転が事実なら言語道断」「免許失効が本当なら尚更悪質になるやん...」(全て原文ママ)といった声も。

   逮捕を受けて栃木SCレディースは6日、「トップチームの選手が人身事故で逮捕されるという事案が発生いたしました」と発表。「まず、今回の事故で被害にあわれた方に対して深くお詫び申し上げます。また栃木サッカークラブへご支援・ご声援頂いている多くのファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そしてサッカー関係者の方々にはご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。「弊クラブとして、今回の事態を厳粛に受け止め、所属選手の安全運転、交通マナーに関する意識を徹底いたします」という。

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