「オバマ公認」から「バイデンものまね」へ デンジャラス・ノッチに直撃取材「トランプさんは全然似てないんですよ...」

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   かつてバラク・オバマ元アメリカ大統領のモノマネでブレイクしたお笑いコンビ・デンジャラスのノッチさんは、2020年11月6日にブログを更新し、米大統領選を戦う民主党のジョー・バイデン氏のモノマネ写真を投稿した。

   今後はオバマ氏、バイデン氏の「二刀流で」と意気込むノッチさんだが、読者からは「もうちょっとクオリティを上げた方が...」と手厳しいコメントが寄せられている。J-CASTニュースはノッチさん本人に直撃し、バイデン氏のモノマネに挑む理由を聞いた。

  • ノッチさんのバイデン氏モノマネに厳しい声(ノッチさんのブログより)
    ノッチさんのバイデン氏モノマネに厳しい声(ノッチさんのブログより)
  • ノッチさんが4年前に披露した「トランプ大統領」(ノッチさんのブログより)
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  • ノッチさんのバイデン氏モノマネに厳しい声(ノッチさんのブログより)
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16年にはトランプ氏モノマネに挑戦も...

   ノッチさんは08年、当時大統領選に立候補していたオバマ氏と容姿が似ていたことを受け、同氏の決めセリフ「Yes,we can」を連呼する芸でブレイクした。08年11月にはバラエティー番組「悪魔の契約にサイン」(TBS系)で、現地の演説会場でオバマ氏と握手を交わし、「君はオバマだ」と本人の公認を得たことが注目を集めた。当時、番組を告知したノッチさんのブログ記事には「オバマ&ノッチの時代がきた」「息の長い芸人さんになってください!」など、500件を超えるコメントが集まった。

   その後は「恐妻家キャラ」としても注目浴びたが、「オバマキャラ」としての存在感は年々低下。17年にオバマ氏が大統領を退任したことも逆風となった。16年11月には共和党のドナルド・トランプ氏の大統領選勝利を受け、金髪のカツラを被りトランプ氏のモノマネをブログで披露。「(オバマ氏との)二刀流で、ピンチをチャンスにチェンジ!」と意気込んでいたが、記事に寄せられたコメントは1件だけだった。

   あれから4年。バイデン氏とトランプ氏が大統領選で激戦を繰り広げる中、ノッチさんは11月6日にブログを更新し、「いよいよ新大統領誕生か?ジョーバイデンにチェンジ!これからはオバマさんとバイデンさん 二刀流で行きたいです YESWEBIDEN‼️」と、今度はバイデン氏のモノマネに挑戦する意向を示した。

   ノッチさんがバイデン氏のモノマネとして投稿した写真は2枚。いずれも星条旗をバックに親指を立てて写っているというものだが、髪と眉毛が白くなっている以外は、ほぼオバマ氏のままのようにも見える。記事に寄せられた唯一のコメントも「もうちょっとクオリティを上げた方が...」と手厳しいものだった。

「撮影はもちろんワイフにやってもらいました」

   ノッチさんは何を思って「バイデンモノマネ」を実践したのか。J-CASTニュースは11月6日、ノッチさん本人に電話で直撃取材した。

   ――なぜバイデン氏のモノマネをやろうと思ったのですか。

ノッチさん:オバマさんと言えば民主党。今回も民主党のバイデンさんを応援していたので、リスペクトをする意味でも、ちょっとやらせていただきました。

   ――モノマネのどのあたりに「バイデン要素」があるとお考えですか。

ノッチさん:カツラとかを用意できず、シェービングクリームを髪と眉毛に塗りたくりました。撮影はもちろんワイフにやってもらいました。おでこも広がっている、自然な感じで仕上げました。シェービングクリームさえあれば5秒でできます。

   ――「もうちょっとクオリティを上げた方が...」というコメントも寄せられていますが。

ノッチさん:ありがたいです。普通ならモノマネをパッと見て無視されますけど、ちゃんと反応していただけるだけでもありがたいです。

   ――厳しい声を真摯に受け止めるということですね。

ノッチさん:ええ。Yes,we canで。

   ――現在、選挙ではバイデン氏が優勢ですが、もしトランプ氏が勝ったらどうされるのでしょうか。

ノッチさん:もちろんまた、オバマさんに「チェンジ」で。一刀流で行きます。

   ――「三刀流」にはされないのでしょうか。

ノッチさん:それがね、トランプさんは全然似てないんですよ。自信がないんです。
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