浦和レッズサポ、コロナ対策無視の大声・指笛... 「同じサポーターとして恥ずかしい」の声、クラブに対策を聞いた

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   新型コロナウイルス感染対策のためのルールを破って応援したサッカーJ1・浦和レッズの一部サポーターに対し、厳しい声があがっている。2020年11月3日のJ1第26節・サンフレッチェ広島対浦和戦(1-1/エディオンスタジアム広島)では、アウェーの浦和サポーターから禁止行為の「指笛」や「大声」での応援が見受けられた。

   Jリーグは10月からアウェー席の動員を解禁。アウェーゲームに足を運ぶことができるようになったことはサポーターにとって喜びであると同時に、感染拡大を防ぐためのルール徹底がこれまで以上に求められるともいえる。浦和の広報担当は取材に「同様のことがなるべく起こらない対応を考え、実施していきたいと思います」と話している。

  • エディオンスタジアム広島(記事中の試合当日の写真ではありません)
    エディオンスタジアム広島(記事中の試合当日の写真ではありません)
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場内アナウンスでも禁止事項を伝えていた

   Jリーグは人の移動による感染拡大を防ぐために禁止してきたアウェー(ビジター)席の設置を、10月から解禁。クラブごとの判断でアウェー席のチケット販売が可能となった。

   Jリーグは応援スタイルについても10月17日以降、拍手・手拍子や横断幕掲出などを解禁。太鼓などの鳴り物は試合の主管クラブに判断を委ねる。一方、飛沫感染を防ぐ観点から「声を出す応援」や「大旗を含むフラッグを振る」行為は引き続き禁止。「指笛・チャント・ブーイング、トラメガ・メガホン・トランペット等道具・楽器を使うことも当面不可」とした。

   広島がアウェー席の販売を解禁したのが11月3日の浦和戦。その最初の試合で、一部の浦和サポーターが禁止行為である大声や指笛による応援、さらにチャント(応援歌)を繰り返していた。飲水タイム時などに場内アナウンスで、大声での応援は禁止していることを伝えていた。

   こうした様子は試合を配信しているDAZNの映像でも確認できる。ツイッターでは現地観戦者とみられるユーザーも含め、

「浦和サポさん。ルール守ろうよ...」
「今がどういう状況か分かってないのかな?」
「浦和サポの集団としての自浄能力のなさを露呈し続ける醜態」
「同じサポーターとして恥ずかしい。本当にルールが守れない 処分して欲しい」

などと厳しい書き込みがあった。

   「ここまで来ると何より他の善良な浦和サポが不憫でしょうがない」と同情するユーザーも。また、「浦和サポに関しては、罰という意味でも実利的な意味でも無観客にさせるのが一番いいんじゃないのかね。ルール守れない奴らが観戦していい状況でもないでしょ」といった声まであがった。

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