Amazon Prime Videoで配信されている婚活サバイバル番組「バチェロレッテ・ジャパン」に参加していた、画家の杉ちゃんこと杉田陽平さんが自身の絵がネットオークションに出品されていることを明かした。
「バチェロレッテ」と呼ばれる独身女性をめぐって、複数の男性が競い合う同番組。杉田さんはバチェロレッテ・福田萌子さんに真っ直ぐな想いを寄せ続け、視聴者からももっとも人気を博した1人となった。
「自分で良し悪しを決める価値観をしっかり持って制作」
杉田さんは2020年11月4日にブログを更新し、お客さんから自身の絵が「ヤフオク!」に出品されていたと教えてもらったことを告白。自身でも出品の画面を確認し、
「90%本物だと思います」
「まさか、今、僕の作品の偽物を作る人がいるとは考えにくいので」
とほぼ本物だと確信したことを明かした。
出品されていたのは、少女2人が描かれた油絵。杉田さんの2012年の作品と説明が付けられており、結果的に20万円で落札されていた。
アートのネットオークション出品について、杉田さんは若い新規のお客さんが参入していることに触れ、
「それだけ、アートを買ったり売ったり見出したりが新鮮で面白いのかもしれませんね」
と一定の理解を示しつつ、
「僕自身も、他の作家さんみたいに落札額記録更新!みたいなのって少し憧れもしますが、オークションというシステム上、必ずしも高い作品が=良い作品とも限らない事をよく知ってますので、売れるか売れないかではない、自分で良し悪しを決める価値観をしっかり持って制作していきたいと思っています」
とオークションの値段にとらわれず自身の価値観を大事にして行くという想いを抱いているそう。
とはいえ、これまで売ってきた600点ほどの作品がほとんど二次流通してこなかったことに対しては、
「購入者自身が、僕の作品が社会的価値が上がろうが、下がろうが関係なく私にとって価値があるから買ったから手放さないという意思の表れであり、そういうお客さんに殆どの作品が行き渡ってる事が、奇跡的な事なのかもしれません」
とお客さんに感謝も。
「売りたい方にも事情があるでしょうから仕方ないんですよね」
「是非、素敵な人に作品が巡っていったらと思います」
と優しくつづっていた。