タイツメーカー・アツギのツイッター企画に批判 きわどいイラストや表現に「不快」

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「いいね」した福助が先に謝罪

   アツギアカウントは、11月2日19時台に投稿された「#ラブタイツ」イラストをRTしたのを最後に、11月3日正午過ぎまで更新されていない。

   先に動きを見せたのは、靴下やストッキングなどを製造販売する福助(東京都渋谷区)の公式ツイッターだ。11月3日深夜1時半ごろに「お詫びとリプライ削除のお知らせ」を、11月3日9時49分にも改めて謝罪の背景について以下のようにツイートした。

「改めまして他社様の企画にイイネをした真意についてご説明申し上げます。他社様の企画を知った際に、内容をきちんと確認せず同業者が企画をされていること自体を好意的に捉えて軽率にイイネをしてしまいました。意識が低く言い訳のしようもない行為でございました」

   「#ラブタイツ」企画について「いいね」をした経緯を説明し、「重ねて深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と続けた。この行動について「アツギよりレスポンス早かった」、「アツギの件でなぜか福助が延焼してるし福助は即座に謝ってる」との声が上がっている。

   J-CASTニュースは11月3日11時ごろ、アツギに電話取材をした。「対応を協議したうえで連絡する」との話だった。アツギから回答が届いたら追記する予定だ。


(2020年11月3日23時30分追記)11月3日夜、アツギの担当者から記者に連絡が入った。同社ウェブサイトで見解を発表したので見てほしいとのことだった。

   サイトには11月3日付で、「ラブタイツキャンペーンに関するお詫びとご報告」と題した文書ファイルが掲載されている。冒頭で、

2020年11月より弊社がTwitter上で実施しております「ラブタイツキャンペーン(#ラブタイツ)」におきまして、投稿された一部のイラストに性的な描写を連想させるような不適切な表現がございました。このキャンペーンにより多くの皆様に不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

と謝罪。合わせて、同社の公式ツイッターによる新規ツイートを当面休止すると明らかにした。

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