HKT48、専用劇場「復活」と変わる福岡の景色 10年目へ向け「たくさんの人を笑顔に」

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歌詞も「ホークスタウン」→「西鉄ホール」→「BOSS E・ZO」

   ベテランメンバーと若手メンバーでは、新劇場への受け止め方も違う。その理由を田島さんが解説した。

「私たち(1~3期生)は、おうちに帰ってきて『ただいま!』という気持ちだけど、最近ファンになってくださった方や、5期生や最近入った子は、専用劇場に立ったことがないメンバーが多いので、『専用劇場って、こんな感じなんですね~』みたいな、社会科見学みたいな子どもたちがいっぱいいて...。専用劇場っていいなー、って思いますよね~。帰る家があるというのが、すごく安心感があるし、うれしい」

   公演では、シングル曲13曲以外に、引っ越しや活動拠点の土地柄についてうたった「HKT48城、今、動く」「HKT48」「引っ越しました」の3曲を加えた計16曲を披露。元々「HKT48」の歌い出しは「♪愛しのHAKATAは ホークスタウン♪」だったが、その後「西鉄ホール」になり、今回から「BOSS E・ZO」に。「天神コアはそこ」の部分も、商業施設「天神コア」が天神地区の再開発事業「天神ビッグバン」で20年3月に閉館したため、「博多マルイはそこ」になり、商業施設に入れ替わりが激しい福岡市の様子を反映した。メンバーの今田美奈さん(23)も、

「でも、良かったよね。施設がいっぱいあって、有り難いですよね」

と話し、最後に「チームH」キャプテンの松岡菜摘さん(24)が

「これからここ、『BOSS E・ZO FUKUOKA』の『西日本シティ銀行 HKT48劇場』からたくさんの人を笑顔にしていけたら」

と10年目に向けて意気込んだ。

   HKT48にとって観客を入れた公演は20年2月25日以来、約8か月ぶり。新劇場には300人が入れるが、当面は定員を128人に減らす。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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