俳優の深田恭子さん主演のドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)第3話が2020年10月29日、放送された。かねてからドラマファンの間で「主役を食うレベル」と話題沸騰中のダンサー・大貫勇輔さん演じる円城寺輝が、今回改めて大きな注目を集めている。
主人公が落ち込んでいると見るやいなや...
円城寺といえば、いつも華(深田さん)のことを気にかけ、落ち込んでいると見るやいなやいつでもどこへでもやってきては、ミュージカル風に舞う男性。登場すると間もなく画面がカラオケ仕様になり、ときとして華や他出演者も歌に参加する。プロダンサーならではのしなやかな動きや伸びやかな歌声が魅力で、ドラマファンの間では「円城寺タイム」の愛称で彼の登場を待ちわびる人が多く存在する。
第3話では、華(深田さん)と和馬(瀬戸康史さん)夫婦に、待望の第一子となる女児が誕生。そのまま時は8年後となる。華は小学生となったかわいい娘に自身の一家が泥棒一家「Lの一族」であることを隠しているが、いつかバレてしまうのではないかとヒヤヒヤ。一人頭を悩ませながら、スーパーで夕飯の材料を選んでいると...。
「8年後」の登場
そこにスーパーの店員の格好をした円城寺が登場! 「久しぶりに、歌うかい?」との呼びかけに華が「ごめんなさい。夕飯の準備があるから...」と断るも、強制的に円城寺タイムがスタートする。赤いギンガムチェックのシャツに、赤いベストを重ね、赤いハンチング帽という出で立ちで、生鮮食品売り場をクルクルと周りつつ、長ネギやフランスパンなどの商品を手にとっては華の持つ買い物カゴにぽんぽんと勝手に入れていく円城寺。ひとしきり歌うと、悩める華を心配そうに見つめ、「頑張るんだよ、華」とエールを送るのだった。
前話から8年後、スーパーの店員となり、なおも華の味方でいる円城寺に対し、視聴者からは「円城寺さんがいるスーパーに買い物に行きたい。そして歌いたい、お野菜持って」「円城寺さんちゃっかり家族に混じってるしスーパーで歌い踊り出すし意味分からなくて相変わらず最高すぎた」「スーパーすらミュージカル舞台に変えてしまう円城寺マジック」などと反響が寄せられている。
円城寺というキャラクターは、原作にはないドラマオリジナルとなっている。