コロナ禍の人々に「エール」 山崎育三郎が「栄冠は君に輝く」熱唱

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   窪田正孝さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第100回が、2020年10月30日に放送された。

   その中で、佐藤久志(山崎育三郎さん)が高らかに歌いあげた「栄冠は君に輝く」が大きな反響を呼んでいる。ツイッター上には「#エール」、「山崎育三郎」、「栄冠は君に輝く」などの関連ワードがトレンド入りを果たした。

  • NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」公式サイトより
    NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」公式サイトより
  • NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」公式サイトより

「これから甲子園で聞くと思い出すだろうな」

   「エール」は、戦争を経て世の中が大きく変化する昭和の時代に、数々の名曲を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝さん)とその妻・関内音(二階堂ふみさん)の生涯を描いたドラマだ。

   戦中は軍の要請で戦時歌謡を作曲することになり、自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛めた裕一。戦後は傷ついた人々の心を音楽で力づけようと、混乱の中でも復興に向かう日本に、新しい時代の音楽を生み出す。

   30日放送の第100回で、裕一は久志に、完成した「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと懇願する。同作は現在に続く全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の大会歌として作られた。大会本部の大倉(片桐仁さん)は愛国歌謡の印象が強い久志の起用を渋るものの、裕一は「他のどの歌手よりも彼が向いている」と頼み込む。そして「お前じゃなきゃダメなんだよ!」と久志を説得する。心を動かされた久志はその場で、「栄冠は君に輝く」を歌い始めた。

   このシーンに視聴者からは感動の声が寄せられている。

「甲子園大好き人間だけど、こんなに感動したのは初めて...。これから甲子園で聞くと思い出すだろうな。歌ってやっぱりすごい!」
「戦後、どれだけの日本人が励まされてきたことか...改めてこの曲の重みと素晴らしさを感じました」
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