デヴィ夫人「不妊」問題発言に「メディアの責任を問いたい」 本人謝罪も医療関係者から指摘

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   タレントのデヴィ・スカルノさんが「不妊の一番の理由は堕胎」などとテレビで発言したことを受け、医療関係者から事実と異なるとの指摘がネット上で相次いでいる。不妊に悩む人からも、発言に対して「辛い」、今後の周囲の反応が「怖い」と切実な思いが寄せられている。

   デヴィ夫人はその後、「中絶を後悔してほしくなかった」とブログで説明し、発言について謝罪したものの、医療関係者の中からは、「非科学的」発言を発信させたメディアの責任を問う声も出ている。

  • デヴィ夫人はブログで謝罪
    デヴィ夫人はブログで謝罪
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「そういう目で見られるのが怖い」

   デヴィ夫人が2020年10月24日に関西テレビの番組「胸いっぱいサミット!」でした発言についてのニュースが報じられると、大きな関心を集めた。J-CASTニュースも27日、本人コメントを取ったうえで「『不妊の一番の理由は堕胎』デヴィ夫人発言が物議 『事実と異なる』番組謝罪も、本人は反論」の記事を配信した。

   こうした状況を受け、コメント欄やツイッター上などでは、不妊治療の体験を報告する人たちなどから、発言への苦言が次々に書き込まれている。

「中絶経験のない私は10年不妊です。この発言内容を知り一番に駆け巡った気持ちは、高齢になりつつある義父や親戚たちがこの内容を知り、信じ、そういう目で見られる可能性があるという事。怖いです」
「不妊症でした 年齢的に産めないのと持病があるため結果的に子供はいません 中絶云々と言われるととても辛いです」
「年配の人は子供居ない既婚女性に対して同じように思ってる人多いのね...」

   中には、実際に祖母や父から、中絶したから子供ができないと言われたと告白する人もいた。また、「ストレスなんだから不妊治療辞めれば出来る」「高齢まで仕事優先したツケ」など言われ、傷ついたとする内容もあった。

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