幡野氏「DVについて学んでいく」
当の幡野氏も26日、「10月19日に公開されたぼくの記事について」と題した声明を出し、「記事が発端でDV被害の二次被害を増長させてしまったこと、DV被害の経験者の方を苦しめてしまったこと、DV被害について無知であるにも関わらずウソと決めつけて記事を書いたことを、深くお詫びします」と陳謝した。相談者にも連絡を取り、あらためて事情を聞いたという。
相談内容を疑った背景にはDVへの無理解があったといい、「これからぼく自身もDVについて学んでいくし、cakesの編集部の人たちと一緒に講演や研修に参加する相談もしています」と報告した。
cakesを運営する「note」は27日、具体的な再発防止策として次の6点を発表した。
・編集部のチェック体制、掲載フローの見直し
・公式SNSの運用ガイドライン見直し
・客観的にご意見をいただくためのアドバイザリーの起用
・編集部および全社でのDVやハラスメント、差別などの問題に関する勉強会の実施
・専門家へのインタビュー記事の掲載
・DVやハラスメント、差別など、さまざまな問題を考えるコンテンツの掲載