「不妊の一番の理由は堕胎」デヴィ夫人発言が物議 「事実と異なる」番組謝罪も、本人は反論

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厚労省「不妊原因で一番はない」、デヴィ夫人「不妊の多くは堕胎の経験者」

「不妊で一番多い原因は中絶というのは、それはないでしょう。一番の理由は、年齢ということだと思います。中絶で不妊になるというのは、非常に低い確率ですね。中絶の手術をするための器具を子宮内に入れると、内側が癒着して不妊になる可能性はあります。とはいえ、手術による合併症は、レアなケースでして、もしそれが分かれば大きなトラブルになるでしょう」

   日本受精着床学会が2003年に行なった不妊患者へのアンケート調査によると、まず男性に原因があるケースが3割ほどあった。女性では、卵巣、卵管、子宮の原因がそれぞれ2割前後を占め、このうち中絶に関わるのは子宮原因とみられるが、そのすべてが中絶とは言えないようだ。

   関西テレビの企業広報は10月26日、番組アナが謝罪した理由について、「発言を問題として認識しており、放送の時点では、それを裏付けるような確認ができませんでした」と取材に説明した。

   テレビ局には、視聴者から様々な意見が来ており、ネット上の声も把握しているという。今後、番組などで説明するかについては、「放送前の内容などは、お答えできかねます」とした。デヴィ夫人に対して抗議するかなどについては、「出演者のことはお答えしていません」と話した。

   番組発言について、デヴィ夫人は27日、事務所を通じて、次のように取材にコメントした。なお、同じコメントがツイッター上にも同日に投稿されている。

「少子化対策に向け、菅首相の不妊治療助成制度の拡充は素晴らしいと思う。しかし、私の知る限り不妊の多くは堕胎の経験者。卵子と精子が受精し、自然に子宮着床したものを掻爬したり手動真空吸引法により人工中絶させた結果、不幸にも不妊症になる方もあり、幸運にもその後妊娠する方もあります。
結婚後、昔お付き合いしていた人の子を医者や夫に中絶したと正直に言える女性は皆無でしょう。結果、医者は原因不明の不妊症に悩むことになる。人間の身体は例外として、生殖機能に恵まれない方もあるかもしれない。しかし、産めよ増やせよの時代には7、8人のお子さんをもった家族はいくらでもあった。石女は離婚されたが、それはごく稀であった。最近の日本男児は精子の数も少なく、勢いもなく受精に至らない精子老化も一因かもしれない。
厚生省はピルの副作用の安全性が無であることが立証されていないため中絶を公認してきた。中国の脅威、規制なき外国人勢力による土地買収の加速化、日本の領土を手放し、人口減少が進む日本の将来を考えるとそら恐ろしい。菅首相の不妊治療の保険適用が人口減少社会に歯止めをかけられるか期待したい」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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