テレビ朝日系の新番組(2020年10月期)「バラバラ大作戦」内の「さまぁ~ず論」に、お笑いコンビ「さまぁ~ず」のファンから「ふたりの本音をじっくりと聞くことができる」と好意的な反応が寄せられている。
9月には、約13年間続いた冠番組「さまぁ~ず×さまぁ~ず」(同局系)が終了し、寂しがる声も出ていた。
お笑い論についてアツくトーク
2020年10月27日未明の放送回で話題にのぼったのは、「MC力」。三村マサカズさんは、コンビで特番など大きな番組のMCを任された際は「絶対に局アナを置く」とし、その理由を「ちょっとでも(自分の)自由が奪われた瞬間に、こう(ガチガチに)なっちゃう」と、自らのプレーススタイル上、進行役は別で用意したほうがいいという認識を告白。なかでも、同局の「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」で共演中の清水俊輔アナに信頼を置いているようだ。
また、「さまぁ~ず」の代名詞とも言えるどちらもボケでありツッコミでもある「ツープラトン」スタイルが生まれた背景として、若手の頃なかなかボケない大竹一樹さんにフラストレーションを溜めた三村さんが、「俺もボケちゃおう」と考えたことがきっかけとも。お笑いコンビ「ダウンタウン」のようにボケとツッコミの役割がはっきりしていなくとも、「東京の芸人はそんなしないよね」「面白いことを思いついたのに、ツッコミ担当だから言わないってもったいない」との思いで、自然と今のスタイルが出来上がったと明かした。
こうした、2人がお笑い論についてアツくトークする姿に、視聴者からは「お笑い論がっつりここまで聞ける番組珍しい」「『さまぁ~ず×さまぁ~ず』より、改編で始まった『さまぁ~ず論』の方が、ふたりの本音をじっくりと聞くことができて、個人的には結果オーライ」「ここ数年で一番面白い番組になってきた... すごい心底トークが楽しくて笑ってしまう」「そもそもとして『さまぁ?ず』が真面目な話してる所が面白い」などと反響を呼んでいる。