菅首相を念頭に「日本の極右執権層」批判 北朝鮮の最新「対日姿勢」とは

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日本は「計り知れない不幸と苦痛を強要した不倶戴天の敵」

   この手紙について、北朝鮮の宣伝機関「祖国平和統一委員会」が運営するウェブサイト「わが民族同士」は10月24日付けの「民心を見捨てることは反逆であり、売国だ」と題した記事で批判を展開している。

   記事では、

「日本は私たちの民族に計り知れない不幸と苦痛を強要した不倶戴天の敵である」

とした上で、元徴用工をめぐる判決や、その後の日本側による輸出管理強化を受けて

「南朝鮮の各階層は、日本の経済侵略行為を絶対に許されないとしながら、反日闘争に立ち上がった」 ことを評価した。記事では菅氏の名前は登場せず、「日本の極右執権層」と表現。菅氏が靖国神社の秋季例大祭に合わせて真榊(まさかき)を奉納したことを念頭に「民族的怒りを引き起こす行動を公然と示している」

と非難した。北朝鮮は、文氏が手紙を送ったことに加えて、日本とのビジネス往来の再開に向けた動きも問題視しており、こういった「関係改善」の動きを

「民心を捨てて『関係改善』を請託しひざまずくことは民族反逆であり、親日売国だ」

などと主張した。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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