川上未映子、殺害予告で「許されないのだという前例に...」 地裁提訴を報告

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   芥川賞作家の川上未映子さんが、ネット上に殺害予告や誹謗中傷などを書き込んだ人物を提訴したことを報告した。

   川上さんは殺害予告の投稿者に対し約450万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こし、2020年10月26日に第1回口頭弁論が開かれた。殺害予告により中止になったイベントもあったという。

  • 川上未映子(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
    川上未映子(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
  • 川上未映子(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

「ストーカーや妄想に基づく名誉毀損、誹謗中傷問題なども」

   川上さんは第1回口頭弁論が開かれた翌10月27日にインスタグラムを更新し、

「2018年10月に私へ殺害予告をした人物を東京地裁に提訴しました」

と報告。当時について、すぐに被害届を提出し、警察による家宅捜索でパソコンなどが押収されたというものの、

「初犯であり犯行を認め、保証人がおり逃亡の恐れがないことから逮捕は見送りとなりました」

と逮捕には至らなかったと明かしつつ、

「皆様には心配をおかけし、また励ましを有難うございます」

とファンらに感謝をつづった。

   また、川上さんはほかにも、

「10年以上にわたるストーカーや妄想に基づく名誉毀損、誹謗中傷問題などもあり、今後、必要に応じて、粛々と検討し、進めていけたらと思います」

とさまざまな被害を受けていたことを告白。

「こんな卑劣な行為で他人の行動を制限したり、加害することはぜったいに許されないのだという前例にしたいと思います」
「また、ご報告いたしますね!」

と力強くつづっていた。

   この投稿に川上さんの元には、

「好き勝手言われる有名人の方が少しでも減って行って欲しいと思います」
「世の中が変わる第一歩となるよう期待しています」

という声が集まっていた。

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