第2回「鬼滅の刃」キャラクター人気投票の結果が、2020年10月26日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)47号で明かされた。応募総数は13万316票だった。
「鬼滅の刃」は、2016年から20年の間に「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数は1億を超える人気漫画(2020年10月時点)。家族を鬼に殺され、すべてを失った主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、鬼にされた妹を人間に戻すために旅に出るストーリーだ。
「サイコロステーキ先輩に223票も入ってるのにも笑った」
同作のキャラクター人気投票の結果が、大きな話題を呼んでいる。インターネット上では、紙面に掲載されていない「サイコロステーキ先輩」にも注目が集まっている。
「サイコロステーキ先輩223票も入ってるの強くない?wwwwwアニメ登場シーン1分もないのにw」
「鬼滅の人気投票票数ヤバすぎて笑ったしサイコロステーキ先輩に223票も入ってるのにも笑った」
「サイコロステーキ先輩」は、主人公ら属する「鬼殺隊」に所属するある隊士の俗称。鬼と交戦する主人公の元へ現れ、自らの手柄にするべく「ひっこんでろ」と大口を叩き、鬼に切りかかる。しかしこの鬼は「累」という強敵で、人すら切り刻む鋭い糸を用いて、この隊士をサイコロステーキのようにバラバラにしてしまった。余裕そうに構えながら瞬殺されてしまう様が、インターネット上の一部ファンから強い人気を得ている。
人気投票では「累に刻まれた剣士」と称され、223票を獲得し35位にランクインした。アニメでは約40秒しか出番がないのにも関わらず、100以上のキャラクターが競う人気投票で高順位を記録したと言える。なんと主人公の師である鱗滝左近次よりも上位であった。
シスター・クローネと我妻善逸の因縁
さらに、SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」を用いて、「鬼滅」と「人気投票」という語を用いたツイートの分析を行った。すると、「シスター」が最も呟かれた名詞だという結果が出た。これは、同じく「週刊少年ジャンプ」に連載されていた人気漫画「約束のネバーランド」の登場人物、「シスター・クローネ」を指している。
インターネット上ではシスター・クローネと、「鬼滅の刃」の登場キャラクター「我妻善逸(あがつまぜんいつ)」とのコラージュ画像が流行しており、これによって投票されたものとみられる。過去には、「約束のネバーランド」の人気投票においても我妻善逸が登場していた。
また「シスター・クローネ」の次に呟かれている名詞が「主人公」である。なんと今回、我妻善逸は、炭治郎を押しのけ1位にランクインした。獲得票数は1万7451票で主人公の約2倍に迫る。ツイッター上では、シスター・クローネと我妻善逸の健闘に笑いが起こった。
「鬼滅の人気投票にシスタークローネ入ってんのおもしろい越えてアツいわ 善逸と仲良し(捏造)だもんな」
「約ネバの人気投票に善逸いたけど案の定鬼滅の刃の人気投票にもシスタークローネいて草」
「約ネバに善逸がいるなら、そりゃ鬼滅にシスター・クローネもいるわな(?????????????)」