2020年10月26日、CLAMPの漫画「東京BABYLON」が「東京BABYLON 2021」として2021年にアニメ化されることが発表された。
30年越しのアニメ化にツイッターはCLAMP祭り状態
今回アニメ化される「東京BABYLON」は、1990年から1993年にかけ新書館の漫画雑誌「サウス」「月刊ウィングス」で連載された伝奇ファンタジー漫画だ。陰陽師の一族の血を引く双子の姉弟、皇昴流・皇北都と、同じく陰陽術の力を持ち主人公と敵対する暗殺集団に属する獣医、桜塚星史郎の3人が東京の街を舞台にさまざまな事件に関わっていく物語である。
「東京BABYLON 2021」では、物語の舞台を1990年代前半の東京から2021年の東京へと移し、時代に即したストーリーを展開するという。アニメーション制作は「K」や「生徒会役員共」などで知られる「GoHands」が担当し、すでにYouTubeでは第一弾となるPVも公開。
実に30年越しとなるテレビアニメ化に、ネット上では「東京バビロンがアニメ化ですか!!!嬉しくて泣きそう」「また古いの選んできたなあ。朗報だけど」と驚きつつ喜ぶ声で盛り上がっている。「東京バビロンどんなだったっけからのXどんなだったっけであらすじを読み耽ってしまい寝不足」など、アニメ化に備え漫画を読み返したという投稿も多い。
発表された26日深夜には、「東京BABYLON」から「CLAMP」「ちょびっツ」「CCさくら」「CLAMP学園探偵団」など、ツイッタートレンドがCLAMP一色に。中でも、言及する人が多かったのが「Xの続き」だ。
東京スカイツリーもできちゃったが...
「東京BABYLON」と一部のキャラクターが共通するなど関連性の深い作品「X」は、CLAMPの代表作である一方、未完のまま2020年現在休載中の扱いとなっており、かねてより続報を待つ声の多い漫画である。「東京BABYLON」のアニメ化を受け、「"Xの続き"!"Xの完結"!ずっと待っております!!!」「トレンド見て、ついについに『X』の続きが読めるんかと期待した」と投稿する声が多く、トレンド入りした模様だ。
また、原作では東京タワーをランドマークとして、東京タワーに関連するストーリーも多く描かれているため、「2021年令和の東京バビロンはスカイツリーになるんですかね」「スカイツリー出てくんのかな...って思っちゃったけど同じこと思ってる人いっぱいいたわ」と、重要な舞台である東京タワーと、連載終了後に建築された東京スカイツリーについて議論する人も散見された。